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倶楽部亀坪

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「まちを歩きたくなる本」シリーズ

岸和田武 / 坪内祐三

    まちを歩きたくなる本ということで、真っ先に浮かんだのはこの本です。「これぞ、極上の街歩き」と銘打っていますが、とにかくまち歩きといった時に大事なのは、どんな人と歩くのか、どんな内容を話すのか、それによってまちの見え方は大きく変わることでしょう。

この本では、渋谷、大阪、国立、下北沢、など、いわゆるまち歩き場所の王道という場所を巡っていますが、作家であり、文化的な知識や思考が豊富な二人が歩きながら話す内容が、読んでいて次々と混入してくるのを肌で感じた記憶が残っています。

2009年刊行なので、今とはまた風景が(かなり)変わっていると思いますが、それは逆に今だからこそ、当時の風景に想いを馳せ、今と未来の風景を想像するのもまた一興かもしれません。


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