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偶然を装った必然

前回と前々回のコラムでは、福岡へ行ったことを書きました。櫛田神社と太宰府天満宮に行ったことがテーマでした。実は今回の福岡行きは、私が尊敬する市川善彦さんが主催の忘年会に参加することが目的でした。

私は水晶を首から下げています。真ん丸ではないのですが、直径が25ミリ程度あります。この水晶は、福岡に住んでいる市川善彦さんからいただきました。5年ほど前になりますが、市川さんのご自宅から水晶などの天然石が買ってもいないのに、80個ほど家具の中から出現したのだそうです。そして、その石を無償で配られていました。そのうちの一個が私の手元にやってきたのです。

市川さんは全国各地で講演活動をされています。ある日、三重県津市で講演会をすることとなり、私はその日に水晶を受け取ることになりました。時間的に余裕がまったくないスケジュールの中でどのように水晶を受け取るか?私は考えた末に、同じ電車に乗ることにしました。名古屋から市川さんが乗り込んだ近鉄特急に四日市から乗車すれば30分ほどご一緒できます。そして私は無事に水晶を受け取ることができました。私の手のひらに載せていただいた水晶は、まるで水のようにキラキラと輝き、流れて行ってしまいそうに感じたことを覚えています。毎日身に着けるようにと言われたので、地元の宝石店へ持ち込んでペンダントトップに加工しました。

その日から一度は福岡へ行きたいと思い続けてきたのが、今年になって実現したのです。予定も入ることなく、無事に参加できたのは奇跡のような気がしています。市川さんは偶然を装った必然ということをよく言われています。人と人との出会いの多くはきっと、偶然を装った必然なのかもしれませんね。

コミュニケ―ションを表す色は青。青い空や海は世界中に繋がっています。

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