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子供がいるとずーーっと楽しいのでみんなにも薦めたいと思う。(②シングルマザー編)

子供が2歳になってすぐに離婚をした。
あれこれはあったものの、とりあえずいったん実家に移動。
ほどなくして家探しをし、同時に保育園探しとお仕事探し。
引っ越し、保育園、仕事復帰がほぼ同時に行われました。
私は実家に住むという選択肢はないので、息子との2人暮らしが始まりました!

いやぁ、あの頃は活気にあふれていたな!自分!

仕事は結局元の職場に拾ってもらうことになり(パートではなく正社員)、その前に保育園も開始となりました。保育園に入って7日目にはもう普通に通ってくれるようになり、毎日、成長がみられてとても楽しかった!
もちろん病気も沢山してくれましたけどね!その度に仕事は休みをもらってお迎えに行く日々でした。とても寛容な職場でしたので、みんな大変な時は一緒!って感じで、子供が熱を出したらお互い様で気持ちよく帰してくれていました。
これは本当に本当に恵まれていました。

皮膚科と小児科と耳鼻科は常連ですよ(笑)
息子がもらうと私にもうつるし😅

保育園に行き出すととにかく色んなことを覚えて、言葉も増えて、すごくよかった。トイレトレーニングも、お友達作りも、毎日の食事や歯磨きなどの習慣も本当にきちんと身についていきましたね。同じくらいの子供たちが沢山いるとやはりやる気も違ってくるのでしょう🔥💪

そして、沢山の行事があり、季節感があるし素晴らしい環境です。

母子家庭だと保育園の料金も一番安かったです。(給料が安いからなんだけど)とはいえ、月に2万くらいはしたはず。
それでも家賃、毎日の食費と水道光熱費、必要経費を差し引いて、残りがある時はお出かけしたりして楽しんでいました!

なんでも買うのではなくて、作れるものは作りましたし、料理は好きだったので、毎日仕事帰りに何食べようかなーって考える事さえも私は楽しかった。
疲れている時は手抜き!袋ラーメンに野菜と玉子とかでもいい。これも大事なスキルだと思うのです。


懐かしの手作り保育園グッズ。エプロンと袋物はいつも洋服をリメイク。

6時起き、7時すぎに保育園到着だったのですが、ほぼ一番乗り。我が家とどっこいな時間に来る男の子がいたので、どっちが早いかな?くらいでした。みんな割とゆっくりしてるんだなぁとうらやましかったり。
あとは夏休み。みなさん、おじいちゃんおばあちゃんの家に預ける人がものすごく多くて、一気に保育園に来る子が少なくなっていたのでびっくりしました。

我が家は実家にお泊りなどはさせたことがなく(泊まったら?と言われたこともない)、熱出した時にはとりあえず保育園から連れてきてもらって(実家は保育園から歩いて数分)、私がすぐに仕事早退して実家に迎えに行くというのが常でした。なので夏休みに子供を預けっぱなしにするとか、ものすごくわかんなくて(・・?
むしろ、そういうことができちゃうと、また日常に戻った時すごく大変にならないかなぁ?くらいに思ってました。

我が家は保育園からはバス停3つ分のところにあり、仕事はバス通勤だったので、朝は大変でした。
保育園までは歩いていくにはかなりの坂道、バスに乗るけど、朝の通勤時。自分が乗るのだけでも大変で。さらに荷物が多いし、息子は2歳ときたもんだ。荷物多すぎて抱っこできないので、息子にはこみこみのバスの中、3つ目では降りないといけないし、私の足につかまらせてました!(当時私はジーパン出勤)
せめて荷物を保育園において置けたらいいなといつも思うけれど、毎日全部持って帰らなくてはいけないのだ。そして毎朝全部持っていく。雨の日は地獄です😓(布団とか毛布もあったんですよ)車で来る人うらやましかった!

そんな通勤を経て仕事へ行き、夕方~暗い中、保育園へ迎えに行く。
帰りはバスに乗ったり歩いたり。帰りにしか買い物できないので時々スーパーにもよってから帰ります。
帰り着いたら休む暇なくご飯の用意。ご飯が終わったら洗い物して、今度はお風呂。
そして歯磨き、寝かしつけ。明日の用意。
全部が終わる頃にはコチラも眠たくなってます。
それからが自分の時間なんだけど、たいていもうその気力はなし。
帰ってきたらご飯が用意してあるなんて極上の幸せですよ?(笑)
仕事だけで疲れた~とかいって子供の世話をしてない人とか、話にもならないよね。

それだけ大変なんだけど、それなりに楽しいことがあるのも事実。保育園での成長は昨日できなかったことが今日できる!が毎日楽しみだし、小学校での日々も、息子がいっつもイライラさせてくれるけど、それ以上に感動もさせてくれる!
なので幸せ~となるのです。


こういうの嬉しいですよねぇ

結果、そんな日々が嫌になったことはなかったんですよ。
朝はさすがに頑張ったけど、帰りには保育園で知り合ったママさんパパさんが車に乗っていき~!と何度も乗せて頂いたこともあるし、帰り道のお豆腐屋さんは息子のことを気に入ってくれて時々おまけしてくれたり😊
保育園の先生が途中まで手をつないで一緒に帰ってくれたり…人って大事!

金銭面でいうと、お給料がそこまで高いところではなかったので、ひとり親申請で、医療費は病院にかかっても当時初診で800円くらいでよかったし、薬代も全て無料でした。一番病院にかかるときだったので本当に助かった(入院もしましたしね)。
小学校での留守家庭の放課後預かりや小学校の給食も、我が家は市民税所得割額というものが基準以下だったので申請したら、当時で、通常は留守家庭のお金が3000円+延長料金1000円+おやつ代など2600円のところ、延長代金500円+おやつ代2600円だけになりましたし、給食費は小学校の間ずっと無料でした。
児童扶養手当も他にもらえますしね!

小学生になるまでは息子の髪の毛は私がバリカンでカットしてました。
節約もいっぱいしました!
使える割引とかも色々使った。

丁度というか、小学校の高学年あたりで私が職場を変わることになって、お給料もそこからは徐々に上向きとなりました。

うちは(というか息子が特に)恵まれていて、私が時間取れない行事の時にはいつもお友達のママさんパパさんが助けてくれました!
連れて行ってやるよ!とか、小学校に上がってから朝早い時はうちで待ってから一緒に行けばいいよ!等、本当に助かることばかりでした。
うちの息子はとても穏やかで喧嘩になることなどがなかったので、仲良しの友人のママさんたちからも、〇〇くんだったらいつでもうちで預かるよ!と、いろんなところから言ってもらってました。

学校の役員なども、なったらなったでしょうがないし、仕事休めないから出れない時は出れないといつも記入していたのですが、それでもくじ引きされて決まった時には、我が家の事情を知っている方から、わざわざうちが代わりにやりますよ!と電話がかかってきたこともあった。
そんなこんなで保育園では万年役員をしてましたが(保育園はみな仕事がある人たちなので平日の昼間などに組まれることはなかったので)、小学校以上では何の役もしておりません!
これは本当に周りの皆さんのおかげです。感謝しかない。

そして休みの日にはたくさんお出かけして、いろんなところに行って、温泉に入って、美味しいもの食べて…お金がない時はお弁当持って!
2人でいることに何の寂しさも感じなかったのです。楽しいしかない。
年に1~2回は温泉旅館に行ったりキャンプしたり。
初めは私主導でしたが、いろいろできるようになってからはキャンプでも息子が火起こししてくれたりしてこれまた成長を感じる…


これは運動会のお弁当

ちなみに私は本当に何でもやるので、息子に父親がいないからといって諦めたこととかありません。いろんな家具の組み立てでも、引っ越しでも、買い物で重いものを持ち運ぶのだって、キャンプに行くのだって、一人親でもできないことなんかないんですよ。やろうとするか、しないかだけだと思うんです。男前ですみませんw

そして私ひとりだったらやらなかったであろうことを息子がやらせてくれるんですよ!これがまたすごくいい。

そして、子供にもいろいろとやらせる。やりすぎない、手を出さない。
するとどんどんできることが増えていきます。
間違えたり、忘れ物したりは、困った方がいいんです。困って初めて、ああ、これがいるんだった、アレが必要だと思うようになる。
自分で考えるようになる。
うちは全部子供にやらせました。それこそ保育園の時からです。私が用意したら子供は何も学べない。
あれもしないと!これもしてやらないと!うちの子はできないから!と思い込んでいる人は周りにも沢山いたと思います。

小さいことで言うと、傘を持っていくとかそういう事も、私が時々しか教えないからw逆に自分でテレビの天気を見て判断して持って行ってました。

どっちかっていうと私があまり何もしないので(笑)、学校で必要なものとか、提出するものとかは息子が教えてくれるようになりました。
これはいついつまでに提出だから書いてよ!!等😂
もちろん子供に用意できないものは用意しますけども!(笑)

そういう手抜き(放置とは違うと思います)育児は、子供がどんどん育つんです。私の仕事が大変にな時には、ゴミ捨て洗濯は息子の仕事だったので、とても助かりましたし、一緒に生きているなぁと感じることが出来ました。
むしろ今、息子が旅立って、やること増えて回ってませんから😂


泣けるわ…😢(小学4年の頃)


小学6年、土曜日のお昼ご飯を用意してくれてました!
ウインナーは8本足のたこさんに~♪

子育てはお金がかかるし大変だし、自分の時間が無くなる!
なんて理由から子供いらないという選択をするのは、勿体なさすぎませんか?としか言えません。
あの大変で楽しくて愛すべき日々は他の何物にも代えがたい時間でした。

「この道を行けばどうなるものか。 危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足がみちとなり、その一足が道となる。 迷わず行けよ、行けばわかるさ。」

じゃないでしょうか😊

母にしてくれた息子に感謝です。(まだあれこれ怒らせてくれますけどねw)


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