重いテーマになるので、素人の僕があまり深く議論する事はしないです。

ただ「誰か1人にでも役に立ったら」という思いで、知人から聞いた情報を共有します。

コロナで生活が一変し、極端に追い詰められている方が増えていることは想像に難くないかと思います。

それに比例し、去年から自殺件数も増えているとのことです。

特に女性の増加が顕著で、昨年10月は年同月比で約８３％増加とのこと。

男性は２２％の増加です。

もし身近に自殺を考えている人がどう接しますか？

凄くセンシティブな内容なので困ってしまうのではないでしょうか。

「なんとかしてあげたいけど、どう接したらいいのかわからない」

身近に思い詰めている人がいると、どうしても、自殺の話題を避けたり、刺激を与えないよう腫れ物をさわるようになってしまいそうではないですか？

それは逆効果なんだそうです。

TALKの原則

そのような場合は『TALKの原則』に従い接してください。

これは素人の僕が適当に考えたものではなく、文部科学省など国の機関の発表です。

TELL　声をかける

まわりに「なんか普段と違うな」と感じる人がいたら声を掛けてあげてください。

「なんか元気ないね？」

「どうしたの？」

「つらそうだけど大丈夫？」

もし「大丈夫」「なんでもないよ」と返ってきたら
「何かあったら声をかけてね」と言っておくことが大切だそうです。

ASK　尋ねる

より踏み込んで質問してみます。

「なんか嫌なことでもあった？」

もし本当に思い詰めている様子であれば、勇気を持って
「死にたいとか思ってる？」と具体的に死について聞いても言いそうです。

Listen　聴く

勇気を持って踏み込んだのであればそのまま素通りはできません。

いちばん大事なのは傾聴。

とことん聴きに回るのが大事なんだそう。

相手の考えを尊重し否定せずに受け止めてあげる。

また、あなたの考えを押し付けない。

ただただ、親身に聴いてあげるようにすると良いそうです。

KeepSafe　安全確保

重い悩みをあなた1人で解決しようとしなくても大丈夫です。

そんなことは出来るものではありません。

具体的な対応は専門機関に任せたほうが良いです。

自治体の相談窓口、医療機関、具体的に自殺しようとしたのであれば警察でも良いそうです。

専用窓口を調べて相談を促してあげる、可能であれば一緒に付き添ってあげるなどしてあげてください。

おわりに

3月は一番自殺の件数が増える時期なんだそうです。

もし身近に思い詰めている人がいる、そしてなにかしてあげたいけどどう接していいかわからない、という場合は是非この記事のことを思い出してください。

僕の身近で具体的にあった話ではないのですが、偶然知人からTALKの原則を知ることができたので共有でした。