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心ない保険営業マンを撃退する方法&保険のクーリングオフ制度

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/660/773685
※大河内薫”お金の学び”ラジオ Voicy 2024年4月15日放送より

どうも、大河内薫です。
今日は保険営業マンを撃退する方法、クーリングオフ制度についてです。


◾️撃退方法 その1

保険営業マンを撃退する方法、これはたくさんあります。
その中でも営業マンが嫌がる方法を2つ紹介します。

まず1つは国の制度ですね。
僕たちは強制的に払っている保険料があります。健康保険や年金保険です。
会社員でいうと健康保険と厚生年金、個人事業主でいうと国民健康保険と国民年金ですね。

保険料を払うことによって何かを得ています。
例えば、医療費の負担が3割でいいよとか、老後年金あげるよとかです。
国の制度として決まっているものなんですよね。

ただこれは非常に複雑な仕組みになっています。
健康保険の高額療養費制度とか、年金は老齢年金だけではなく障害年金遺族年金もあるということとか、理解していない人がほとんどなんですよね。
なぜなら学校で教えてくれないからです。
こんな大事なことなのにね。

また金融庁は保険会社各社に向けて、そういうことも伝えた上でそれでもなお足りない場合に保険に入るものなので、国の制度をちゃんと教えてくださいねということを伝えているんです。
しかも最近はかなり厳しく伝えています。

だからまず撃退方法の1つ目は、国の制度を全部教えてくださいと聞くことですね。
民間の保険商品に保険料を払って備えるよりも、先に国側でいろいろ用意されているそうじゃないですか、それを全部教えていただけませんかって言うと、営業マンは嫌な顔をすると思います。

あるいはもうちょっと踏み込んだ話をするとかですね。
高額療養費制度と遺族年金と障害年金について詳しく教えていただけませんか、みたいなことを言うと、嫌だと思います。

◾️撃退方法 その2

もう1つは、金融商品ですね。
証券会社が用意しているような金融商品は、手数料の分配比率が開示されていることが多いです。
お客様からいただいているお金のうち、いくらで投資商品を買っているか、手数料(信託報酬)はいくらであるか。

けれども、保険商品は開示されていないんです。
払った保険料のうち、いくらが代理店手数料として営業マンに入るか、いくらが保険会社に残るか。これが全く開示されてないんですよ。
めちゃくちゃ心ある営業マンだと、教えてくださいって言ったら、これぐらいですと言ってくれるかもしれないですね。
でも営業マンも保険会社にいくら手数料が落ちているかというのは全く知らないです。完全にブラックボックスなんです。

だから撃退方法の2つ目は、会社側の取り分はいくらくらいあるんですかと聞くことです。
それは言えないことになっていると答えられたら、そういうお金の流れがよくわからないものは買えないです、考え直しますと言えば、おそらく営業マンは引き下がると思います。

だって同じ金融商品でも、開示されているものがありますからね。
保険も金融商品だし、投資商品も金融商品です。
だからそう言えば、分かってるなと思われるので、営業マンは去っていくと思います。

◾️最終手段

もう一つ覚えておいてほしいのがクーリングオフ制度です。
聞いたことはあると思いますが、訪問販売などで購入したものは一定期間内であれば契約の解除ができる制度です。
保険に関しても、保険業法390条にクーリングオフの定めがあります。
営業所や事業所以外の場所で結んだ契約期間1年を超える生命保険、損害保険などが適用対象です。
あとは、法律によってクーリングオフが認められない場合…例えば、8日間を超えてしまった場合とかも、保険会社によっては別途契約書で契約解消条項みたいなものがある場合があります。だからそういうものもしっかりと見ておきましょう。

特に新卒で先生になった方ですね。
学校って職員室に保険営業マンが営業に来るんですよね。
そして新卒の先生に保険営業をするんです。
その新卒教員を先輩方が守るということも、とっても重要なことだと思います。

当然、保険とは何であるかみたいなことを教える。そして民間保険の前に強制加入の国の制度を勉強しようね、そういうことを教える。
それが重要なんですけど、気づいたら保険に入ってしまっていたということもあると思うんです。
その時に教えてほしいんですね。クーリングオフできるよと。
訪問販売だから8日以内ならクーリングオフできるんです。
だから特に教員の方はね、本当に被害を受けていますから教えてあげてほしいなと思います。
助けられたことをきっかけに、ああ大変なんだな、お金のことって勉強しなきゃいけないんだなって思ってくれたら最高ですよね。

社会一体となって、被害を減らしていきたいですね。
僕が保険が嫌いというわけではありません。心ある営業マンと心ある保険会社は必要です。だって保険は必要だから。
まずは強制加入の保険に入っているからそれを使う。それでも足りない場合は民間保険は絶対に必要なんですよね。
全員必要ということではないですが、自分の状況と環境と資産状況によっては必要になってきますからね。
保険商品というのは必要なもので、賢く使うものであるということはしっかりと心得ています。

だから今月の毎月セミナーのお題は【保険】なんです。
民間保険をロジカルに考える。ロジカルに向き合う。そして感情を廃止してロジカルに見直すと。それができるようになるようなセミナーをやっていますので、ぜひ確認をしてみてください。

◾️プレミアムセミナー

先月まではセミナーは月に一度でしたが、毎週ちょっとずつの方が理解が深まるし、深掘りできると思うので、今月は日曜日の朝に30分くらいずつ配信しています。

<プレミアムセミナー>
1回目はマインドセットの話。保険とは?保険料とは?みたいな話です。
2回目は生命保険の話。
3回目は医療保険と火災保険の話。
最後はライブで自動車保険の話と質問対応をします。みなさんの質問に答えていきます。

遺族年金や障害年金を自分がどれくらいもらえるか全く分かりません…という人は必須のセミナーじゃないかなと思います。
だって、もらえる金額が分からなかったら民間保険には入れませんからね。
遺族年金の金額、今自分が亡くなった時にいくらもらえるかが分からない方は民間保険に入っちゃダメですよ。
ロジカルに家族が必要な金額が計算できないじゃないですか。
民間保険でいくら補填すればいいか、それが分からないわけですからね。
こんな具合に結構厳しいこともお伝えしているセミナーですが、大多数の人が関係あると思いますので、しっかりと確認していただけたらと思っています。

それでは本日も張り切っていきましょう。

それでは、素敵な1日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ✨じゃあね!

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