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31歳が仕事辞めて海外で暮らしてみた〜3ヶ月目〜

日記の書く前に「もう1ヶ月経ったか〜〜」と思いながら書いてます
今回は主にメルボルンバリスタ編として書きます。

初心者、バリスタとして採用される

2月末から始めた日本人講師によるバリスタレッスン
「えっ、コーヒー作るだけやん!」と半ば軽い気持ちはあった
実際にやってみると気持ちが180度変わった
メルボルンのコーヒーの王道はいわゆるホワイトコーヒー
スチームしたミルクとエスプレッソ

このミルクをスチームするのが難しい
1秒でもミスるとオーダー通りのコーヒーにならない

そしてラテアート
ハートマークを作ろうしたはずなのに、、、

処女作

これもミルクのスチームとミルクの注ぎ位置がおかしいため生まれた謎の形

初日のレッスンは散々な結果になり、一緒にレッスンを受けていた方と肩を落とす
このレッスンは予習復習前提でレッスンが進むので、バイトの間に時間を作って自宅で自主練をする必要がある

洗面所を占領してゲシュタルト崩壊するまで水を注いでた

そしてレッスン2日目の成果が

社会人経験10年以上の男がハートを描けて感動したのである
異国の地で未経験のバリスタになるために時間を作って練習した成果だから

このレッスンの後に実際にカフェでトライアルを1件受けて採用された
実情としては、オーナーとバリスタの2名で回してるカフェで、バリスタが来週に帰国するために未経験でも採用する予定だったという偶然

けど、実際に現場に入ってからがさらに大変だった
目の前に駅と海がある地元の人も通うカフェなこともあって
開店から人が絶えない、誇張ではなくズーーーーーっとコーヒーを作っている
手解きを受けながらコーヒーを作るも、失敗したコーヒーを連発で作っては廃棄。
多少のミスであればテイクアウトコーヒーとして提供することもあるが「美味しくないコーヒーを出してしまった、、、」という罪悪感に見舞われる。
一杯コーヒーを作るのをミスするとすぐに列が出来てしまう
たかがカフェのバイト、ではない
こんなに緊張感を持って仕事をするのは久しぶりだった
クビになる危機感も感じながら、1秒でも集中を切らさないように7時間休憩なしで働く
家に帰るとくたばって寝てしまう
これがメルボルンの人気カフェで働くということ
働く前はアートの街のメルボルンのキラキラカフェで働いてインスタでドヤれると思ったが、現実は泥臭く過酷だった。

妻が来てくれた時の写真
レッスン最後に作ったチューリップ

アクシデント発生、クビになる

前任者が帰国して、オーナーに指導を受けながら働き始めて5日ほど経ったある日、オーナーから深刻な表情で「このカフェを他者に受け渡すことになった、恐らく新オーナーは経験者のバリスタを求めるだろうから今週で終わりだ、ごめんな(要約)」と言われた。
オーナーが代わってクビになるとかTwitterかよ!と内心思いつつ、無職になった。
急な休みになった途端、アドレナリンの放出先がなくなり家に篭った。
この3週間はレッスンと現場の忙しさはあったが、スキルアップと見合った待遇で順調に進んでいる感覚があった。
まさか外的要因で直ぐに崩れてしまうとは、、、これも貴重な経験だなと思いつつ、3/24の現在は近所のカフェでトライアルを受けて返事待ちの状態。

リゾートバイトに再チャレンジ

この空白になった期間に再びリゾートバイトに挑戦する案が出た。
オーストラリアに着いた当初はリゾートバイトに憧れてアプライしたが返答がなかった。
現地で情報収集をしていると外人(日本人)である個人が直接ホテルに申し込んでも受かる見込みが少なく、エージェントを経由して採用が一般的らしい。
エージェントの存在は知っていたが「やる気も実力もないの逃げの選択だろ!」と思っていたので、エージェントは避けていた。
が実際にリゾートホテルで働いている人に話を聞くと、エージェントなしで働いている日本人を周りで見たことないとのこと。
早速2社に話を聞いて、その内の1社と面談した内容をまとめると

  • 平均的に入金して2週間〜1ヶ月以内でホテル側と面接

  • 面接に通ればそこから1ヶ月以内に働ける

  • 希望のホテルは聞くが確実に紹介できる保証はない(いつ、どのホテルが採用募集するか不明の為)

  • 二人で2200ドル

面接に通れば遅くても2ヶ月以内には働けるが
「希望したホテルで働けるとは限らない」ということ
リゾートホテルではなく、市内のホテルになる可能性もある
市内のホテルになると住み込みではない為リゾートバイトより稼ぎは悪くなる、博打に近い
更に個人的な不安として、語学力で落とされる可能性もある。
いろんな成功例、失敗例があり正直悩んでも自分の力で解決できるものが少ないので本日にお金を払って話を進めることにした
ここで止まって無難を選択をしても面白くなさそうというのが夫婦の意見
あと、何だなんかで何とかなるだろうという楽観的思考

来月日記を書く頃にはホテルで働いている状態になっている!とラッキー!な感じですね

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