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甘やかしちゃいけないのは、脳。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

幼い子にちょっと難しいことをさせることに対して、「無理をさせたくない。それよりも少し易しいことをやらせて成功体験を積んだ方がいいのでは?」
という意見を耳にします。

成功体験。確かに大切ですが、それはもっと大きくなってからでもよいかなぁ・・・と私は思います。
それより、成長著しい子どもの脳を甘やかさないことの方が大事。
そのためにはまず、その子が夢中になっていることを見極めてあげ、それを好きなだけさせてあげる。 その都度、新しいこと、難しいことへ導いて、挑戦させていくことが大切です。

但し。 挑戦はあくまで、子どもの興味のあることに限って・・・です。
脳を育てなくちゃ!と、親が思うあまり、その子が好きではないことを無理にさせることはなさらないでください。

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私の子どもたちは、ドンピシャの「ゆとり世代」です。
ゆとり教育を真っ向から反対する気持ちはありませんが、「小学生からゆとりを感じさせる教育内容でどうするの?」と、当時の私は暗澹とした気持ちになりました。

音楽でも言葉でも地図でも昆虫でもパズルでもレゴでも漢字でも料理でも・・・なんでも。
子どもの興味の先を見極めて、ちょっと難しいことを手渡してみてください。

子どもの可能性は無限です。
(これは経験から言えますが)この無限感は、大人に近づくにつれ、不思議と狭まっていってしまうもののようです。ですから今のうちに!

小学生になっても同じです。 子どもの脳を甘く見ない。甘やかさない。
親子の会話も、どんどん難しい言葉を使っていきましょう。訊かれれば、意味を説明すればいいのです。 訊かれなければ、そのままで。
後から必ず納得する日がきますから。 易しくしない。易しく変えない。

小さい人におもねらないことが大切だと思います。

一人前として扱う。尊重する。 
私が長く、児童館や小学校で読み聞かせをしてきて実感していることです。

今日は、この辺で。

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