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人の命の儚さ。

こんにちは、いしころちゃんです。

今回は、21歳の私が感じた「命の儚さ」について書こうと思います。

私は、18~20歳の時、ボランティア活動を行っていました。
ボランティア活動をしていく中で、仲の良いA先輩が居ました。
私の同期は横の繋がりも縦の繋がりも薄かったので、A先輩が必死に私たちのことをまとめようとしてくれました。
だけど、話し合うことを面倒だと思う人が多く、こんな話をする時間があるのなら冬のキャンプの内容を考えたいと思う様な人ばかりでした。

私は、子供のことも大事だし、もちろん私自身が楽しくないとボランティアが続けられないと感じていたので、同期問題も解決しなきゃなーと思っていました。
だけど、

この記事にも書いた通り、人に嫌われることが嫌で、同期にも先輩にも良い顔をしていました。
周りに良い顔をし続けていた結果、私は子供といるキャンプをしている時間は楽しいけど、ボランティアに対する価値を感じなくなっていました。
そんな時にA先輩にご飯に誘われて、悩んでることあるでしょ?と私の悩みに気づいてくれて、私は、同期が好きになれないこと、自分の素を出せなくてしんどいと感じたいたこと、全て正直に話をし、辞めようと思っていると伝えました。
すると、A先輩は自分も私と同じ理由で過去に辞めようと思っていた。と話をしてくれました。
だけど、A先輩は、いしころちゃんには私が付いているよと言ってくれました。

A先輩は、自分の話をするのが大好きで、嫌なことは嫌とはっきりいう人で、私とは正反対な性格でした。
だけど、私はA先輩が大好きでした。
ご飯を食べている時に、次のMTGの時にみんなで話し合う時間をつくろっかと言ってくれて、MTGで今のボランティアのチームは駄目だということを話し合いました。

だけど、話し合いは曖昧な感じで終わってしまい、来週に持ち越そうということになりました。

その日の夜、A先輩から、怖かったと思うけど、自分の思いを伝えてくれてありがとうと言ってくれて、いしころちゃんのことが大好きだよとLINEが来ていました。

そして、次の日、いつも通り大学に行き、授業を受けているとボランティアの事務局の人から電話がきて「落ち着いて聞いてほしいねんけど、時間大丈夫?」と言われ「大丈夫ですよー」というと、「今日の朝、A先輩が亡くなった」と聞かされました。

驚きが隠せなくって、人目も気にせずに泣いてしまいました。
A先輩は自殺をしたそうです。
ずっとボランティアのことでA先輩が悩んでいたことを知っていながら、いつも支えてもらっていて、解決したいと打ち明けてくれたのに、私は何も助けてあげることが出来ませんでした。
その人からお葬式の日まで、毎日泣きました。
一緒に食べに行こうねって約束したパンケーキも食べに行けないし、私がPMとして進行していくキャンプも楽しみにしてるって言ってくれてたのに自分の頑張ってる姿も見せることがもう出来ないし、いしころちゃんに追いコンで追い出してくれるのが楽しみって言ってくれてたのに、追い出すことができなくなりました。

そんな時に気にかけてくれたある先輩に、

今この瞬間、1日1日を大切に生きること。
自分のことを思ってくれている友達がいることを忘れないで。

と言われました。

本当にその通りだなと感じました。
私は、自分が傷ついたとしても、自分にとって大切な人は絶対に傷つけたら駄目だと思いました。
いつでも会えると思っていたのに、次の日に一生会えなくなることもあります。
後悔しても遅いなと感じました。

後悔する前に行動する。
大切な人には大好きだよって伝える。
自分の思いに正直になるのが嫌で、伝えずに後悔するよりも、恥ずかしくても自分の思いは伝えようと思いました。

今、当たり前に過ごしている環境は、当たり前じゃないんです。
自分が今いる環境に感謝をしてこれからも生活していきたいなと思いました。

そして、A先輩が亡くなったことは凄く悲しいけど、A先輩が私たちに気づかせてくれる為にA先輩からの最後の贈り物だと思い、A先輩の為にも、強く生きていきます。

お葬式でみた景色を私は絶対に忘れないし、誰かに感謝される生き方をしたいと思いました。


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