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〈雑感〉【ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム】⑫その手の先に

ティアキンプレイ記⑫


ゼルダシリーズ最新作ティアーズオブキングダムのプレイ記十二回目です。ネタバレにはお気をつけください。今回は、長い旅路の果て、宿敵との最終決戦にフォーカスします。


イントロダクション − ハイラルの大地へ

退魔の剣、マスターソードの在り処がわかりました。

怨敵、ガノンドロフの野望と居場所も突き止めました。

最後の戦いはハイラル城の真下に伸びる地底の底の底で行われます。旅の支度を整えて、いざ決死の覚悟をもって龍となったゼルダの下へ。


ホワイトドラゴン − 失われた勇者の剣

ガノンドロフの場所がわかって(わからずとも大体アタリが付いた時点で)直行する方もいると思いますが、個人的にはやはり盛り上がりどころはしっかり味わいたい。

そう、ガノンのことはマスターソードで倒したい。故に確保するのは必須です。ゼルダの龍に近づく方法はいくつもありますが、今回はヘブラ地方上空から龍に飛び乗るコースを選択しました。

竜の上は意外としっかりした足場でところどころがキラキラと輝いています。背中には拾えるアイテムが点在…ってこの白い龍からもウロコとかはぎ取れるってこと?

そんなの…正体がわかっている以上、罪悪感しかない。

痛くなさそうな部分のアイテムだけ失敬して龍の頭上に見える剣の柄を目指します。あれこそ何千年にも渡りゼルダの力を蓄え続けた、退魔の剣マスターソード。

引き抜こうとするとにわかに龍が暴れ始め、大事な剣を抜かせまいと、頭上の不届き者を振り落とそうとしてきます。

引き抜くにはがんばりゲージ2本分の頑張りを要求されるため、ここまでがんばりゲージに投資してきたのが活きてきますね。

そして、最後はそっと…

すそっ…

まったまった、こういうシーンなら先に言ってください、防寒着と荒くれ棒で何してるんですか、まったく。リテイクですリテイク。

………
……

そして、最後はそっと…

着替えてやり直しました。

ラストダンジョン − 太古よりの導き

最後のダンジョンはコーガ様が指し示した通りハイラル城の地下。あの、最序盤でゼルダと共に降りて行った古代遺跡がそうでしょう。

ホウレンソウを大事にするリンク。

そこはほぼ光が通らないような不気味な瘴気の空間。赤黒く光る壁とグロテスクな何かの根、血管にも見えます、それが地底のさらに底へと伸びています。

ゼルダ流の地獄の表現でしょうか。

ここで待ち構えるのは瘴気を纏った白銀ライネル。ラスボス前のボスとしてふさわしい貫禄です。(スクショを撮る余裕がありませんでした。)

とはいえ。ライネルの攻撃はブレワイでも、無双でも、今作だって見切ってきました。ジャスト回避はもちろん、ここまでほぼほぼ使わなかった盾弾きを駆使して善戦を繰り広げます。

ミネルさんに雷龍の頭持たせるんじゃなかったなあ…。

痺れながらなんとか勝利を収めると道はさらに地下奥深くへと続いていました。

オフにしてたらなんてことなんだろうな。

そこは賢者との盟約すら届かない遺跡。アカリバナで照らしながら少しずつ進んでいきます。ゴーレムによる味方への妨害がなくなった寂しさを感じながら、一人で下へ下へと進んでいきます。

”あの時“に戻ってきました。遺跡の最奥であるはず地にはぽっかりと穴が空いています。ゼルダが消えた穴に、リンクもようやく飛び込みます。

ついに帰ってきたんだなあ…。

ラストバトル − ガノンドロフ討伐

待ち構えていたのは数多の瘴気の魔物たち。面倒なのでコンランバナを構えて戦おうとしたところにやってきてくれたのは、やはり賢者たちでした。

背景に爆発を入れたくなるキャプ

魔物たちを捌くと直後に現れる復活した各地方のボスを仲間が抑え、リンクは再び一人でガノンドロフの下へと急ぎます。

全ての元凶、数多のリンクたちの宿敵ガノンドロフ。この時代でも決着の時が訪れます。いざ、ガノンドロフとの一騎打ち。

…ってこのモーションファントムのまんまじゃん!!しかも床に瘴気が広がってるわけでもなく楽勝、楽勝です。みんなガノンドロフにビビり過ぎなんですよ。これは難なくクリア…。

知ってました。

…そんなバグったみたいにHPバーを伸ばして、笑かしに来るのは卑怯では。ここからは本当の戦いがスタート。

とはいえ先程とやることは同じ、すでに見切った相…えっ、そっちもジャスト回避できるの!?えっ、ハートを壊してくる設定残ってるの!?

リンクとプレイヤーの専売特許であるゲームシステムを根幹からメタってくるガノンドロフ。卑怯では。

(反射神経が悪いせいで)盾も片っ端からくだけ、焼きりんごすら尽き、HPもわずか。そんなギリギリの戦いの末、ガノンドロフについにトドメを…

もっと自分の身体を大事にしようよ!!

黒い龍となったガノン、ご丁寧に加えて空の果てまで連れて行ってくれます。まあ置いて行かれても昇降機とかですぐ追いつきますがね。

この最大の場面で最後の賢者が駆けつけてくれます。これがリンク&ゼルダ対ガノンのハイラル上空を舞台にした最終決戦。


ブラックドラゴン − 龍の泪

ホントのホントに最後の戦い。

最後は空。旅立ちの時や最初のボス戦を思い出します。

あの時はパラセール、上昇気流、チューリの三点が大事でしたが、今回は一点、白龍のみで三次元の戦いに挑みます。(パラセールで微調整をしつつ。)

ここまで何度も風を切り、落下を楽しんできましたが、この戦いが最も気持ちいい。無我夢中で黒龍の瘴気にまみれた背中を目指し、降り立った先でマスターソードを遮二無二振るいます。

黒龍の持つ、5か所の光るコアをつぶしていく戦いです。ここまでくるとガノンを相当追い詰めているので、敵の攻撃は激しさを増していますが、むしろここまで来たリンクだからこそ、そのような攻撃など何でもありません。

ひたすらにゼルダに助けてもらいながら落下を繰り返します。


コンクルージョン − ゼルダをさがして

すべての終わり。白龍との別れ…。気になっているのは、この白龍―ゼルダのことです。龍の姿になった以上、ゼルダにもはや自我はなく、寿命の概念すら失われています。

余談ですが、この時のおぽのは「なるほど…この世界はゼルダのいない世界が紡がれていくのだな…」と例によって妄想逞しく、勝手にセンチメンタルに浸っていました。今回はゼルダシリーズのもう一つのキーアイテム「トライフォース」が紋章以外で一切出てこないので、ガノンもゼルダも消滅し、トライフォースが失われる世界なんだと決めつけていました。

…あっ…違うんですね?

時の賢者ソニアと光の賢者ラウル、そして勇者リンクの3つの力が合わさって奇跡を起こします。

一緒にハイラルへ帰ろう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
DLCが出ればその時、また。

次回は総括のゲーム感想になります。

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