見出し画像

性別違和と性指向、発達障害には関連性がある!?

アメリカとオランダでの調査

2014年アメリカの医療センターで行われた調査で、発達障害のある子の5%以上が性同一性障害(GID)の疑いがあることがわかりました。

またオランダで行われた大規模調査では、性同一性障害の治療を受けている人のうち7.8%が自閉症スペクトラム障害と診断されていることがわかっている。

==================================

また、定型発達の女性は6割が異性愛者であるのに対し、発達障害のある女性で異性愛者だったのは3割未満であることがわかりました。

発達障害の女性は、無性愛者の割合が多く20%超となっています。

==================================

一方、定型発達の男性の8割は異性愛者であるのに対し、発達障害のある男性では45% 程度であることがわかりました。

また、定型発達の男性は同性愛者が5%程度であるのに対し、発達障害のある男性では10%超となっていていて、定型発達と発達障害のある人の間に一定の有意差が認められる結果となっている。

==================================

こうしたことなどから、発達障害のある人は定型以上に性指向や性別違和感が多様であることがわかる。

日本での研究は始まったばかりで早くても来年以降の発表となると思われるが、日本においてどのような結果が報告されるか非常に注目している(私はそのサンプルのうちの一つである)。

そしてこれらのデータは、発達障害や性別違和に生物学的要因が関わっていることを裏付けるものとなると思われる。

今後の研究発表に期待したい。










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?