さいとうおり

2024年note再開しました。2013年より女性向け写真教室「ラ・フォト自由が丘」主…

さいとうおり

2024年note再開しました。2013年より女性向け写真教室「ラ・フォト自由が丘」主宰。撮影だけでなくカメラメーカー主催レッスン、飲食店などのワークショップ、トークショーも承ってます。

マガジン

  • うつわとカメラとテーブルフォト

    自由が丘でテーブルフォトを教えて8年の歳月で「これなら生徒さまが普段の生活に取り入れやすい」と反響のあった写真映えするうつわの話、カメラの話を中心に。スマホやカメラ片手に日々の生活で写真やスタイリングを愉しむきっかけになりましたら。

最近の記事

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art + SONY α7RIV + Profoto Clicで横浜山手西洋館 端午の節供 作例

昨年のお仕事ですが、「最上のおもてなし 6」が先日発売になりましたのでご披露。 テーブルコーディネートは梨水さわ子さん。 撮影は2023年写真展を開催させていただいた横浜山手西洋館の、こちらは111番館ダイニング。 自然光でもよかったのですが、この時はProfotoA1x2台体制。 一台はアンブレラディープ、もう一台は小型のProfotoClicで光を作りました。ボディはsony α7RIV。レンズはシグマ2470Artと100マクロが大活躍。 横浜山手西洋館の仕事で

    • 「最上のおもてなし 6」本日発売。梨水さわ子さんのテーブル撮影させていただきました

      5集めから撮影に参加させていただいてる御本、本日発売です。 今年は目次写真デビューだ!とバンザイしたら、クレジットがテーブルコーディネーターさんになってましたが(笑) 場所は昨年の写真展でもご覧いただいたおなじみ横浜山手西洋館111番館 2023年端午の節句を撮影させていただきました 実は234番でも撮影してページの配分の関係で掲載できなかったお写真などもございますが、引き続きご紹介予定 ボディとレンズはソニーα7RIVにシグマ2470Artと100マクロ ライティン

      • 旅ゆけば、いつも酒蔵。賀茂鶴レストラン「佛蘭西屋」 広島西条

        下戸ですが家人が酒飲みなので、旅先は必ず酒蔵へ行く我が家。 コロナ前の一枚ですが、広島へ旅して尾道と倉敷と廻って西条 当時はEマウントレンズが乏しく、55mm一本で廻ったと記憶している。 今であればEV10で行ってしまうような、α7Rのいずれかで行くか、悩ましいところ

        • 哲学の道2022。sony α7R4 × SIGMA28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

          2022年といえば 思い返すとコロナに対してだいぶ気の緩んだ頃に、不謹慎かなと思いつつ、人が少ない今だ!と調子に乗って撮影に行っていた年でもある。 この時に大活躍の機材はsony α7R4にSIGMA28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary 。 このセットをいつものロンシャンネオプリアージュに突っ込んで京都を歩き回ったが、疲れ知らず。 コッテリした同じシグマ2470Artよりこころもちサッパリしている描写だが、きゅっと締めるところはシャープで

        SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art + SONY α7RIV + Profoto Clicで横浜山手西洋館 端午の節供 作例

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        • うつわとカメラとテーブルフォト
          9本

        記事

          春になればカメラを

          エキサイトブログからnoteへ移行してみました。 コロナ中に放置し過ぎたnoteですがブログではシステム上できなかったクローズでのグループ講評やPhotoshopノウハウ、撮影時のお天気や機材のお話もメンバーシップでできればと思っています 浅草の一枚 今年の桜撮影レッスンは3月24、25日になります レンズ、カメラの機種問わず

          春になればカメラを

          銀座ぶどうの木×Hanakoを『喫茶店に恋して』。阿部慎太朗の豆皿で。

          先だって金森玲奈さんとこでの写真展で頂戴した差し入れhanakoと銀のぶどうコラボレーションのクレームブリュレタルト。 あれこれ選んで豆皿で一枚。レーシーな白も可愛かったけれど、無地グレイ、無敵過ぎる。

          銀座ぶどうの木×Hanakoを『喫茶店に恋して』。阿部慎太朗の豆皿で。

          「シズルな料理写真」を作ってくれる飴釉のうつわ。

          料理写真を普段撮影なさる方の増えた昨今、シズルって言葉は一般的になっていますが。 わたしゃ学生の頃「デザインの現場」で知りました。昭和の女なんで。 ご存知ない方に説明してみますと、揚げたり焼いたりの「じゅわー」とか炭酸の「シュワッ」てな音から転じて、臨場感を感じさせる写真のことを「シズル」と言います。スペルはsizzle。 それはさておき、今日の一枚はシズルったいんげんの豆板醤炒め。 どうです?ちょいといつもの「うつわですよー」てな写真より「料理ですよめしあがれ」てな感

          「シズルな料理写真」を作ってくれる飴釉のうつわ。

          10月23日発売のシグマのマクロレンズで月餅デイズ

          ご無沙汰をば。 9月末ばたついておりましたのでnoteの更新が遅れましてん。 さて宣伝的なお話で恐縮ですが、10月23日に SIGMAから発売されます105mmマクロ、SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artのソニー用レンズの公式作例を撮影させていただきまして。 この105mm、現在私の手元にございますが、テーブルフォトにこりゃもうピッタリですわのレンズで。LマウントとEマウントございまして、ソニーユーザとパナソニックユーザ、ライカユーザ使うとよ

          10月23日発売のシグマのマクロレンズで月餅デイズ

          料理写真に欠かせないリムなしプレート、蕎麦猪口コーディネートバリエーション

          白というより厳密にはグレイの粉引ですが。白とかグレイはたまに見かけるんだけどこの粉引きっぽさも大事なので。 このリムなし22㎝をスタイリングフォトレッスンの基本のプレートにしよう!と判断した理由として料理だけでなくトレイとしても使える、というのが理由のひとつなわけですが、本日はそのバリエをば何毎かご披露。 今日あらためて色々組み合わせてみましたが、ほんっと懐深いのよ!22㎝リムなしグレイ。キリがなさすぎたので蕎麦猪口縛りで撮影してみました。 ◾️今日の基本アイテム ・リム

          料理写真に欠かせないリムなしプレート、蕎麦猪口コーディネートバリエーション

          横の構図の写真なら、横長の皿が便利。てことでレシピ本『フライパンフレンチ』(産業編集センター)よりジアンのオーバル

          小川菜々さんのレシピ本『フライパンフレンチ』を撮影した時の一枚。ジアンのルーアンスタイルな花リムのシリーズ、フィレフルールの青。丸皿でなく楕円=オーバル皿です。 個人的にはこの形であれば前菜を乗せるラヴィエ、と呼ぶ方がふさわしいと思っているのだけど、オーバルとしてお取り扱いの模様。 写真的にも二人暮らし食卓的にも、この楕円型のオーバルが便利で便利で! スタイリングフォトは縦構図、と言われた時期もございますが、仕事ですと、そうも言っていられないので横構図に収まり良く仕上げ

          横の構図の写真なら、横長の皿が便利。てことでレシピ本『フライパンフレンチ』(産業編集センター)よりジアンのオーバル

          写真に映える基本のうつわは白でもなく黒でもなく、灰色

          食べ物乗せちまえばカフェっぽく見える黒のスレートっつーおうちごはんブームもありましたけども。 しかしスレート、凶器スレスレの硬さとエッヂなので他の食器と一緒に収納したくないとか、気を使うんですよね。いや困ったら使うんですけど、スレートがなんで便利かってぇと昨日まで散々語った「リムなし」であるが所以。 スレートの話は置いといて、予告通り、灰色のうつわの話。 写真的にはうつわを黒だけとか白だけで決めてしまうと添える花やらクロスやら乗せる食材の色が狭まってしまうのだけど、灰色

          写真に映える基本のうつわは白でもなく黒でもなく、灰色

          料理写真のうつわ、ラ・フォトのオススメはこれ

          前回の続き。 ラ・フォトのスタイリングレッスンの食器。条件としてこんな感じで。 ・どこでも入手できる ・幅広いテイストのスタイリングでも対応できる ・レッスンで何年でも何度でも使いまわせる の条件を満たすのに良い皿はこのお皿でいこう!と方向性は決まったものの、レッスン用に一枚5000円クラスは、痛い。せめて1000円以内で〜と都内を探し倒したらば灯台下暗しの二子玉川ライズで発見した若人向けの雑貨ショップAWESOME STOREでなんとなんとの780円。最大7枚あればスタ

          料理写真のうつわ、ラ・フォトのオススメはこれ

          さいとうおりでございます

          お仕事依頼のページを見ていただき、ありがとうございます。東京 自由が丘でカメラマンとして活動しております、さいとうおりと申します。 写真の中でも料理写真、商品撮影を得意としております。自由が丘に食器やリネンを揃えた自宅兼簡易スタジオがございますのでスタイリングも含めた料理撮影を承ることもございます。 カメラマンとして活動する前はwebディレクター、ECコンサルタントとしても上場企業で20年勤務しておりました。このため撮影だけでなく企画から取材、編集、文章までコンテンツ制作

          さいとうおりでございます

          料理写真にあれこれ使える、リムなしフラットなプレート

          自由が丘でスタイリングクラスをスタートした時に、最大で7名さま(今はそんなにお迎えできないけど)でスタイリングを各自楽しめる共通のお皿があるといいなと考えていて。 とはいえ、7人分の食器を毎回買うのはスペースとコストの問題があるため、 ・どこでも入手できる ・幅広いテイストのスタイリングでも対応できる ・レッスンで何年でも何度でも使いまわせる というのが条件。形や色にクセがなく和洋中でも使えて、スイーツでも食事でも使えて、でもスタイリッシュ、できればうっかり割れても大丈

          料理写真にあれこれ使える、リムなしフラットなプレート

          写真のためのうつわ、その白で正しいか?

          大概のご家庭に必ずあるお皿といえば白。ご家庭だけじゃなくて、レストランだってカフェだって白食器で揃えているところが多いと思う。居酒屋さんは違うけど。そういや和食器は形がさまざま過ぎて食洗機に向かない、とか言われてましたな。 それはさておき。 なので、生徒さまからも「テーブルフォトなら白いお皿をまず揃えるといいんですよね?」とよく言われる。 言われるけれどちょっと待て、と私は思う。 実のところ、写真を撮る時に厄介なのが、白い食器だったりするので、テーブルフォトレッスンで

          写真のためのうつわ、その白で正しいか?