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ニンニク、今のところ順調です。懸念材料もありますが。

10月に植えたニンニク、芽がほとんど出揃い、多いものではすでに4本の芽が出てます。

冬本番までに4本、芽を出せれば、ニンニク栽培はまあまあ順調と見ていいそうです。


夏場の土づくりの成果もあるみたいで、いい感じではないかと。

表面の白いものは竹チップです。こうやって覆っておくと、水分の極端な蒸発も防げますし、草も抑えてくれます。
さらにその上から米ぬかを薄くまくと、米ぬかが糊のような役割を果たしてくれて、少々の風では吹き飛ばされなくなります。
いわゆるビニールの黒マルチでもいいのですが、貼るのも実際大変ですし、剥がす手間もかかるし、処分費もかかります。
秋口からニンニク収穫の6月までは、雑草もそこまでひどくはないので、冬場は黒マルチをなるべく使わずに、竹チップやモミガラなどの有機物でマルチをするようにしています。
栽培を終える頃には、地表で雨風に晒されたり、朝露で濡れたり、霜が下りて凍結したりを繰り返して、いい感じにこなれるので、そのまま地中に鋤き込んで、堆肥にしてしまえるのもメリットです。

で。さらにこの畝横にちらほらと生えているのは、緑肥のクリムゾンクローバーです。
そのうち花が咲くと思いますが、まだまだ先ですね。

クリムゾンクローバーはマメ科植物なので、空気中の窒素を固定して、地中にとどめてくれる働きがあります。 
窒素は「三大栄養素」と呼ばれるくらい、植物にとって大切な栄養素です。そのため、クローバーと作物を一緒に植えれば、他の作物もそのおこぼれに預かれる、そうです。
実際は、固定した窒素はクローバー自身の生育にほとんど使われてしまうという噂もありますが、無いよりはマシと思って種まきしました。
また、5月くらいになると雑草も増えてくるので、その前にクローバーで地面を覆っておいて、草を抑えよう、という実験でもあります。
うまくいくといいな。

とはいえ。
ここ最近、浪江町、というか浜通りはとっても暖かいのです。
秋というよりも、小春日和、みたいな天気が続いています。日中はだいたい20℃まで気温が上がりますし、夕方もそこまで寒くなりません。
来週から寒いらしいよ、というフレーズを10月中旬ごろからすでに3回は聞いている気がするのですが、結局ずっと暖かいままです。

ニンニクの生育がとても良いのも、この暖かさのおかげではなかろうか、と思っています。
とはいえ、あまり大きくなって、ガタイが良くなりすぎると、今度は寒さに弱くなってしまうので、それはそれで困るのですが。

しかも、10月からずっと、傘をささないといけないような、まとまった雨がほとんど降りません。この時期に雨が続くのも困りものなのですが、まったく降らないのも困りものです。

天気に恵まれているようですが、なかなか難しい状況です。


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