2023年が明けて最初の蚕しごとは 小田原は下曽我での糸繰りでした 「真菰×真麻×絹でつくるドリームキャッチャーWS」 新年にふさわしい催しです わたしと真菰、というか真菰の伝道師まゆみさんとの出会いはまた詳しく書きたいと思います (書き切れるかしら、というくらい真菰もまゆみさんもドラマチック笑) 元村長さんのお宅だったという立派な古民家の一室をお借りしてさっそく糸繰りからはじめます 体験用に糸繰り機も持参しましたが 今回のドリームキャッチャーに使う糸は 繭から直接
山下公園沿いのイチョウが輝く週末 神奈川県民ホールテラスにて 美術保存修復センター横浜主催の 【未来に繋ごう、皆んなの‼︎横浜の‼︎歴史•文化•芸術‼︎】のイベントが行われました。 美術保存修復センターはその名の通り 個人のものから歴史的なものまで、和洋問わず美術品の修復•保存を主な活動としています。 去年はたけのまでも親子向けに日本画体験のイベントもしていただきました。 顔料を膠(にかわ)でといて絵の具を作ることからはじまる体験はとても楽しく、自然にあるものでどうにか
日々に追われる、というのは良い言い方で 要は、忘れていたわけです 季節もすっかり秋です さて、先日青葉区の寺家ふるさと村にあります どろんこ保育園まで出張糸繰りに参りました 夏前に1度伺い、今回で2度目の糸繰りです 皆さんが育てた繭を煮て ひたすら糸を出していきます 糸繰り機を一度回してだいたい1メートル弱の糸が引き出されますが 繭ひとつから出る糸は1000メートルを超えますので時間がかかる作業です ぐるぐるとハンドルを回しながら 自然と蚕を飼っている時のあるあるにつ
日々のことを忘れがちな自分の戒め、覚書のためにはじめたnote 編集や投稿などあたふたしています もう少しスムーズに綴りたい noteの先輩でもあるhomimiさんが展示の感想を投稿してくれました いつも優しく細やかな文章に癒されます 私のつたない自己紹介よりはるかに伝わると思いますので 遅ればせながらシェアさせていただきます
繭の一番外側にある短い糸を生皮芋、 キビソと言う この糸は蚕がはじめに吐く糸で、タンパク質が多く含まれているため乾燥すると固くゴツゴツとした風合いになる わたしはこの独特な表情がとても好きで、糸繰りの時の副産物としてではなく、キビソ自体を大切に取っておいている 昨日、糸繰り体験に伺った幼稚園で いつものように自慢げにキビソの説明をしていたわたしに、その場にいた2人のお母さんが 「キビソってへその緒に似てる!」と声をあげた わたしが昔母から「これがあなたのへその緒よ」と見
蚕に魅力されつづけている 気付けばもう長いこと 毎回、毎日、見るたびに蚕に惹かれる なぜなのか、わからない 元々虫好きなので他の虫も愛でる つかまえて、観察して放すことはあっても 飼うことはない そもそも蚕は野生ではないので 飼う以外に愛でる方法はない 蚕が家畜、と聞いた時 虫が野生を失い、人間に依存していることが すぐには理解できなかった 蜜蜂も家畜と呼ばれる虫だが 蜂蜜や巣は(時には子どもなども) 奪われようとも その生態をを大きく変えられたり ましてやいのちを取ら
繍/ヌイト、と読みます カイコが好きで、自宅で飼っています カイコが繭になると糸を引き出したり 作品をつくったりしています カイコにまつわること その周りのはなし 備忘録として 綴ります