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格差と社会福祉4 ―経済学では足りない―
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
前回のA.とB.を比較してみましょう。
金銭的にも社会的にも全く格差がない状態がA.
金銭的にも社会的にも格差が厳然と存在する状態がB.
です。
A.
②富裕層、貧困層での医療享受の格差
金銭的格差=なし
社会的格差=なし
③医療開発報酬の享受格差
金銭的格差=なし
社会的格差=なし
④開発者の労働意欲を
格差と社会福祉3 ―折衷案の提示―
福祉に格差を設けることは、人に格差を設けることであり、それは人の生死を分けます。
ですから、「格差の是正」が重要なのはわかるのですが、それは
1.金銭的(名目値)の格差を是正するべきでしょうか?
それとも、金銭的格差はそのままで、
2.社会的(実質値)格差を是正することで対応すべきでしょうか?
下記3種類の例をご覧ください。
上記の例は、「金銭的格差の是正」が完全に行われた結果、発生する「
格差と社会福祉2 ―「社会的格差」と「金銭的格差」―
年末に向け忙しい期間があり、少し間が空いてしまいました。
少し不定期が続くかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします。
さて、社会福祉の不全が<r1>において決定的な差が生み出されているのを前回紹介しました。
富裕層は生き残り、貧困層は死んでいるのですから、その差は歴然です。
では、もう一つの<r2>の例を紹介させてください。
これが、もう一つの結果、ということになります。
結果とし
格差と社会福祉1 ―経世済民とは社会福祉のことである―
さて、それでは新章に突入します!
今後は、マクロ経済が与えるミクロ経済への影響により傾注してゆきます。
よろしくお願いいたします。
今回は、先ず
社会福祉とは何か?
ということを個人的レベルで問うてみたいと思います。
上記のようなこういう状況<S>(Social:ソーシャル:社会)と設定してみます。
その上で、一つの結果としての<r1>(result:リザルト:結果)を導いてみます。
こ