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#52:初の核兵器禁止条約締約国会議が開催-核兵器廃絶のキーは友だちを作ること-🌏🕊️

核兵器の開発や使用を禁止した核兵器禁止条約ですが、
初めての締約国会議が、6月21日からオーストリアで開かれています。

TBS NEWSの記事によると、
出典URL:

日本からは、
・広島の高校生平和大使の大内由紀子さん
・長崎の高校生平和大使の神浦はるさん
が現地で核廃絶を訴えるため、
オーストリアのウィーンを訪れているそうです。

高校生で世界に向けて平和の尊さをガチで訴えている。
本当にすごい!!

大内由紀子さんは、
ウィーンに行く前に今の被爆者の思いを聞こうと、
被爆証言を続ける田中稔子さん(83)のもとを訪ねたそうです。

そこで、
田中さんが大内さんに話したこと、

「ほかの国に親しい友人をたくさん作ってください。心から親しめる人をね。親しい友人がいる国に何か問題が起こったとき、爆弾を彼らの上に落とす気にはなれないですよね」

-友人を作ることが平和につながる-

この小学生でも理解できるシンプルなことが、
核兵器廃絶や世界平和につながるのだと実感しました。

現在、ロシアによるウクライナ侵攻という戦争がおこなわれています。

これを機にロシアやウクライナのことを知り、
ロシアやウクライナの方の友人や知り合いができた方もいらっしゃるかもしれません。

この輪を世界レベルに広げていくこと、
つまり、
地球人として心から大切に思える人をほかの国にもたくさん作っていくこと。

僕たちが地球という星で、
心から親しい家族のようになれた時、
そこには戦争も核兵器も必要がないのだと感じました。

日本では戦争や被曝を実体験した方々の高齢化が進んでいるそうです。
その方々の生の言葉を聞く機会は徐々に少なくなっていくのでしょう。

だからこそ、実体験は引き継げなくとも、想いは受け継いでいきたい。
なぜなら人の想いには力があるから。
未来を創っていく力があるから。

日本は核兵器禁止条約締約国会議には参加していません。
けれども、今を生きる僕たちが受け継いでいくべき想い。

その想いを胸にこれからも生きていきたい。
そして、世界中の国々にたくさんの友人を。

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