核兵器禁止条約

74年前の8月を、矛盾なく振り返るのなら

8月、日本が敗戦を迎えて74年が経った。15日、様々な報道に触れながらふと、内戦が続きシリアで出会った女性が、かつて語っていた言葉を思い出した。「戦争に勝者はいません。どちらも、敗者です」。

74年前の日本や戦争に関わった国々、それぞれの権力者たちが政治的解決を見いだせず、武力へと走った時点で、それは何にも打ち勝ったことにならないのだろう。

シリアから難民となった方々と話していると、「広島」「

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2019/08/11 風をよむ「"きのこ雲”誇れますか?」

・被爆者たちが演じた原爆投下の悲劇 映画「ひろしま」

・核兵器禁止条約に参加しない日本

・アメリカの高校のロゴマークに使われたきのこ雲

映画「ひろしま」より

教師「Bよ、Bじゃない?」 生徒「ほんとBの音よ」

1953年、原爆投下からわずか8年後にもかかわらず、一つの映画が制作されました。タイトルは「ひろしま」…

撮影には、実際の被爆者ら9万人近い広島市民が参加し、壊滅した市街地を逃げ

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広島で被爆、留学先では「日本に帰れ」、それでも

2017年12月、私はインド滞在中にお世話になっていた村の家で夕食を終え、ソファでくつろいでいた。リビングのテレビではたまたま、ノーベル平和賞の授賞式の中継が映し出されていた。そして、一人の女性の姿に釘付けになった。この年の平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のスピーチとして、被爆者であるサーロー節子さんが演台に立っていた。

会場の一人一人の顔を覗き込むように、ゆっくりと、けれ

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てんの反逆と、ICAN勉強会スタート。(20190527)


5月27日

大分久しぶりになってしまった note。習慣の力というのは、良くも悪くも強いものです。先週から続いていたクルーズに乗ってもらう英語・スペイン語講師のインタビュー。他の日はオンラインでやっていたのですが、この土日2日間は実際にオフィスに来てもらって行いました。ふひー。丸々一日なので、さすがに疲れました。はふー。

ということで、今日は半日午前休をもらう。ゆっくりめに寝て、てん(犬)

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【歩み寄る独裁者:5】米朝首脳会談ふたたび 要求ばかり突きつける米 北はより戦略的に

いったい何のための会談だったのか。

前回の会談は、批難の応酬を繰り広げていた米朝の首脳が史上初めて顔を合わせたことに意義があった。

しかし、今回は違う。

停滞感強まる朝鮮半島の完全非核化を少しでも前進させなければならなかった。

それなのに、会談前の事務方どうしの協議もほとんど行われない準備不足のまま会談が挙行されてしまった。

この準備不足は、北朝鮮をより戦略的にさせる余地を与えてしまった

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2019/2/10 風をよむ「日本外交の今」

・北方領土の日 政府の対応に変化

・アメリカ、トランプ流に追随する日本

・問われる外交力

「北方領土の日」の7日、北海道根室市で開かれた元住民らの集会。今年はいつもと雰囲気が違いました。

去年、鉢巻きに書かれたスローガンは「返せ!北方領土」。ところが、今年は「北方領土問題の早期解決を」というソフトな表現に変わったのです。

北方領土を巡る最近の変化は、6日の参院予算委員会でも…

国民民主

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「非現実的な理想論」を実現する〜『核兵器はなくせる』

◆川崎哲著『核兵器はなくせる』
出版社:岩波書店
発売時期:2018年7月

2017年のノーベル平和賞は核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に授与されました。授賞理由は、核兵器禁止条約をつくるのに貢献したというものです。本書の著者・川崎哲はICANの国際運営委員。

国連で核兵器禁止条約をつくることはこれまでの国際政治の常識では考えられないことでした。「非現実的な理想論」といわれてきたらしい。

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Thank you♡

あの日の空は〜💙

ヒロシマ、原爆の日。

多くの犠牲者を悼むとともに、
“核のない世界”を実現するために、
何をしなくてはならないのか、
“この世界の片隅に”生きるひとりとして、
深く深く考える一日でした。

気温32℃
湿度90%
南の風3m

午後の海はオンショアが強まり、コシ~ハラサイズの波が反応していた🏄

日曜日の湘南🌴

わきあがる入道雲を見ても、
波しぶきを浴びてはしゃぐ人たちを見ても、
あの日、
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20170712主要五紙社説一覧

本日主要五紙の社説です。

毎日と朝日で大学入試改革を取り上げている点以外は、バラバラの内容になりました。

オススメは、産経の「「ハーグ裁定」1年 南シナ海に世界の関心を」と朝日の「憲法70年 公平な国民投票CMに」です。

産経の社説で中国の海洋進出の問題点について、整理することができます。

朝日の社説では、憲法改正にあたっての国民投票を見据えてPR活動をどうやって公平・公正に保つかという論

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被爆者が一人もいなくなつたとき

被爆国日本が参加しないまま、核兵器禁止条約が採択されました。

カナダ在住の被爆者サーロー節子さん(85歳)は、国連本部で、
「私はこの日を70年以上待ち続けていました。我々は将来世代の命を危険にさらすことを続けません。世界各国の指導者たちに懇願します。もしあなたがこの惑星を愛しているのなら、この条約に署名してください」
と演説し、拍手を受けました。

長崎市内での集会に、入院中の長崎原爆被災者協

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ありがとうございます。嬉しいです!
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