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映画「ブルックリンでオペラを」感想 オペラ×恋愛×不倫 真実の愛とは

■この世界は不思議で、一度の不倫で人生が変わってしまった。悪い意味でもいい意味でも。
■スティーブがカトリーナと出会っていなかったら義理の息子を救うことはできなかったし不思議な話。伏線が見事で、一夜の過ちかと思いきや、そのおかげで救われる人たちもいる。スティーブとパトリシアは離婚したが、スティーブは本当の愛を見つけ、パトリシアは自分の行きたい道に進んだ。
■コメディなんだけど、要所要所で現実に近いことが起こる。不倫とか、オペラのスランプとか、毒親とか。スティーブとパトリシアの義娘の父親がやばかった。彼の妻もドン引き。間違いは絶対に認めないから、彼女達を束縛する。弁護士にならず速記を職業にしているが、弁護士に対してコンプレックスがあるようだった。それが娘への束縛につながるのかもしれない。
■不倫を正当化しているように見えるし、逆もありうる。観る人を選ぶ映画。


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