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映画「哀れなるものたち」第96回アカデミー賞では11部門ノミネート。

●第96回アカデミー賞では11部門ノミネート

映画『哀れなるものたち』は第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門へ出品され、最高賞の金獅子賞を受賞。また、第81回ゴールデングローブ賞では主要2部門を受賞。さらに第96回アカデミー賞では11部門ノミネート。

様々な賞を受賞しているが、大きなスクリーンではなかった。同じ日に公開の機動戦士ガンダム SEED FREEDOMやすでに話題のゴールデンカムイに大きなスクリーンが割り振られている。2本とも人気作だけに仕方ない部分もあるだろう。

割とダイレクトな性描写があり、R18指定というのは納得した。ただ、過激ではなく、官能的というより愛がない、ベラが気持ちよくなるだけの描写だ。何か芸術的なものなのかと感じた。この作品の評価は、エマ・ストーンの演技、また観たあとの納得感にあると思う。

●医者、遊び人、哲学者、娼婦、軍人など様々な人物がベラ・バクスターに影響を与える。
●医者はベラにとっては親であり、モンスター。
●ゴドウィン・バクスターはベラの父であり、モンスターであり、命を助けた人。
●複雑な恋愛や家族愛や無償の愛がある。
●愛の物語に見えて、ベラの哲学。
●モノクロは閉じ込められた世界、カラーは解き放たれた世界。
●人はどのように生きるのか。
●何が冒険になるか。
●男女関係がベラを開放させた。
●終盤、ベラのマックスの関係が純愛。
●娼婦の場面は、男女の複雑な関係性を表現。
●医者になりたいベラ。医学でベラは融合した。
●まず、フランケンシュタインを連想しなたが、それはゴドウィンに対して。ベラは何とも言えない気持ち。

●人生は思いもよらね方向に向かう。
●投げ捨てる愛がいつの間にか純愛に。
●世界観がSFかリアルか困惑する。
●世界の矛盾に向き合うための真面目さ。
●人間いるべき場所に戻るか行く。
●気づけば人生は冒険になる。
●カラー演出がきっかけに。
●男性と女性の深遠な関係。
●結婚とは何かを深く定義しようとする。
●身体と身体。
●親の教育で人生はある意味で大きく変わる。テーマの一つ。
●愛することの多様さ、難しさ。

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