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映画「アリスとテレスのまぼろし工場」感想 年老いた自分達の現実

■パラレルワールドからの現実

政宗と睦実がパラレルワールドから現実の自分達を観るのは奇抜だと感じた。パラレルワールドからは基本的にあの世界の自分は見えないし、バトルがない世界観では珍しいと思う。パラレルワールドとはいえ、季節は止まっているし、同じ時間を過ごすことになる。毎日変わらず痛みも鈍感な世界観。成長しない自分達から観たら、現実の結婚した自分を観るのはかなり過酷だ。キャラがそこから試行錯誤するのがいい。

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