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映画「グランツーリスモ」ゲーム×夢×頂点

①この秋はカーレースのアニメが多いが、この実写の映画何と言うか夢みたいな現実である。

②ゲームを熟練し、実際のカーレースに参戦できるのはまさに夢である。

③ただし、それはゲームで頂点に立ち、さらに実際のカーレースで頂点になることが前提だ。そこからスポンサーと交渉できるようになる。この映画でもそれが描写されていて、非常にシビアだ。ゲームのチャンピオン達が一つの椅子を巡り競い合う。

■めちゃくちゃ面白かった。ドルビーシネマで観たが、音響がいいシアターで観るのがいいと思う。実話がベースだからハッピーエンドになるだろうとは思った。主人公でゲーマー・レーサーのヤンがアカデミーで優勝するシーンが印象的だった。勝ったのはヤンだか、プロデューサーのダニーはマーケティングからヤンを負けさせようとするのだが、チーフエンジニアでコーチのジャックは百万分の一秒、それこそが勝負だと。レースの厳しさはそこにあって、たった百万分の一秒で勝ち負けは決まる。そーゆーことを教えてくれる。わずかの時間差でレースのすべてが決まる。追い抜き、走り、抜かれる。そこはわずか0コンマ以下の世界であり、トップレーサーの世界はその時間が何よりも重要になる。

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