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映画「ある男」感想 家族か赤の他人か

■家族か赤の他人か

人は人とのつながりで生きていけると思う。過去を捨てて新しい人生に。過去を知らないからこそ、自分そのものを見てもらえる。劇中では、名前を変えて、結婚した一人の男性がいて、彼を追う弁護士もまた新しい人生を手に入れる。順風満帆ならいいが、社会的地位があるからこそまったくの他人になりたい時があるのかもしれない。家族があり、お金があっても内心では非常に窮屈な時。人は他人になるか。

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