見出し画像

一流の野球選手から学ぶ、一流の医療機関としての心構え【参加レポ】

先日、当院が実施しているオプション健診を受診いただいている株式会社ラミーコーポレーション様からお誘いをいただき、KORIN第6回セミナーに参加してきました!

普段は医療現場のバックオフィスとして勤務しているので、セミナーを通じてたくさんの業界の方と交流し、情報交換できる機会というのはとても貴重でありがたい限りです。

さらに、今回のセミナーでは元阪神タイガース・野球解説者の関本賢太郎さんが講師としてご登壇。阪神タイガース好きの関西人なら誰でも知っている「代打の神様」が何を語ってくれるのか、期待に胸を膨らませながら当日を迎えました。

KORINとはどういった団体なのか

今回参加したセミナーを主催したKORINは、大阪を中心にさまざまな異業種交流会を運営している団体になります。
もともとは「異業種交流会 倶楽部光輪」という名称で21年前に設立されましたが、令和元年より「KORIN」に団体名を変更し、数多くの有識者を講師として招いて経営を学ぶセミナーや懇親会を実施しています。

ビジネスに活かせるノウハウをセミナー講師から得られることはもちろん、普段業務をしているとなかなか出会えない業種の方々と交流を取れることは、非常に貴重な機会になります。

私たち医療機関は特に、普段の業務では医療関係者の方との接点がほとんどですので、製造業や運送業、代理店やマーケティング業などさまざまなジャンルに精通する「プロ」の方々とお話ができることは非常に大きな刺激につながります。

また、各業種の働く世代の方が抱えている健康に関する悩みに関するリアルな声をお聞きすることで、クリニックとしてより高品質な医療提供を行うための指針にもなると考えています。

関本賢太郎さんによる講演がスタート。そのオーラと説得力に圧倒

セミナーが開始し、まもなく元阪神タイガースの関本賢太郎さんがご登壇。第一印象は、とにかく大きい!!!

テレビで野球観戦しているときはそこまで大きい方だと思っていなかったのですが、やはりプロの第一線で活躍される方はみなさん体格が良いんだろうなと実感しました。

セミナーでは、幼少期の頃からプロ野球選手として大活躍されていた頃まで、振り返りながらさまざまなエピソードを軽快にお話くださいました。

敵知らずだった幼少期〜学生時代、プロの実力に圧倒された2軍時代、生き残りをかけた1軍時代の葛藤ーー。プロ野球という業界で一流になる大変さややりがい、面白さすべてを関本さんのお話から感じ取ることができたように思います。

幼い頃テレビで見ていた関本さんが目の前に…!阪神ファンとしてはたまらないですね。

「一流の野球選手」になるための考え方は、ビジネスや医療現場にも通ずる

中でも印象的だったのが、関本さんが感じた「一流の野球選手になるために必要な考え方」についてのエピソードです。
その考え方というのが、

自己分析・他己分析をし、頭を使って考えること
結果を出し続ける「確実性」
思い切りのある「変化」

大きく分けるとこの3つになります。

まずは自分の特徴、強みや弱みを自分自身が知り、相手選手の特徴を知り徹底的に分析すること。次に、どのような状況においても、必ず結果を出し続けられる選手になること。そして、状況に応じて自分の今までの考えや行動を捨て、ガラッと変化を加えることができること。
これら3つを兼ね備えることで、一流の野球選手として必要とされるようになるというお話でした。

この3つの考えは、ビジネスシーンにも共通しています。

例えば、自社や競合他社を知ることはマーケティングにおいて必須ですし、この分析がより精密であればあるほど、今後の戦略は立てやすくなります。

結果を出し続けるための確実性というのも、どのような状況、どのような方に対しても安心度や満足度が高いサービスを提供し続けることと似たものを感じました。

また、思い切りのある変化については、市場の動きや時流を先読みした大胆な事業戦略の変更ができる勇気と行動力をもっているかという点と非常に類似しています。

もちろん、この考えはクリニックにおいても共通しています。どのような分野であっても、その分野でトップを走り続けるためには、関本さんがおっしゃったこの3つの考え方は必要不可欠なんだろうなと、改めてこれらの項目の重要性を再認識することができました。

社会から必要とされ続けるクリニックになるために

今回のセミナーを終え、先述した

自己分析・他己分析をし、頭を使って考えること
結果を出し続ける「確実性」
思い切りのある「変化」

これら3つの考え方をクリニックの現場でどう落とし込み、実践できるのかをスタッフ一同でディスカッションする機会を作りたいと強く感じました。

私たちは予防医療に注力するクリニックです。予防医療という分野で大阪の地域に必要とされ続けるためにも、まずはスタッフ全員がこの3つの考え方を理解し、同じ方向を向いてクリニックに携わっていくことで、理想とするクリニックの姿を実現できるのではないでしょうか。

このディスカッションを実施した際には、またその時のレポも記事としてアップできればと思います。

今後も定期的にこのような機会に参加していくことで、クリニックとしての成長のチャンスをいただくだけでなく、社会とのつながりをより一層深めながら地域医療の活性化に繋げていくことができれば幸いです。

この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?