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よくばり沖縄一人旅 3日目

前日に続きゴルフ満喫


薄曇りの朝。フロントのキーボックスにカギを返却して出発。嘉手納飛行場、普天間飛行場の脇を通り抜けるように進む。7時台だと言うのに那覇市方面に向かう交通量は凄い。

フェンスの向こうは異国

途中のコンビニで朝食を買い本日プレーするオーシャンキャッスルカントリークラブへは20分で到着。高台に位置するクラブハウスは東側西側の両方の海が眺められる眺望だ。

オーシャンキャッスルカントリークラブ
パター練習場から海を望む

朝は曇っていたが晴れてきたので日焼け止めを塗る。前日よりも余裕をもって1時間半前に到着したので素振りやパターの練習も出来た。スタート前のゴルフカート付近で、この日も楽天ゴルフGORAによる同伴者の皆さんと会いご挨拶。東京杉並区からKIさん、大阪からKWさん、Nさん。アウトスタートはクラブハウスから見下ろす崖を、ひとホール毎に段々と横に下りていくイメージのコース。フェアウェイは決して広いとは言えないが、山側に打てば傾斜で下りてくる。一方、反対側は即OBとなる。

打ち下ろしの3番ホール

インコースはアウトコースとはガラッと雰囲気が変わり、打ち下ろし、池超えなどアップダウンを楽しめる美しいコースだ。

こちらも打ち下ろしの12番ホール

18ホールを楽しくプレーして、同伴の皆さんと自分のゴルフバッグとここでお別れする。ヤマト便にて自宅に発送する。ピーチ航空にて予約してある手荷物料金は無駄にはなってしまうが、電車の乗り換えやタクシーのトランクに詰め込むことを考えると楽だ。

再会そして口コミの大事さ


本来の計画では、ここから伊計島へ向かい、そこからグルっと南下して空港へ向かう予定だったが、ここもまた次回沖縄に来る時のお楽しみとし、前日のゴルフ同伴者、沖縄市在住のHさんに教えてもらったアワセそば食堂に行ってみた。

アワセそば食堂

広めの店内、沖縄らしいゆったりとした空間がまたいい。オススメされたゴーヤチャンプルーセット。三枚肉の載った沖縄そばは、平麺と細麺から選ぶのだが、これまで食べたことのない平麺で注文してみる。同じ平打ちの名古屋のきしめんとはまた違った食感を楽しめる。ゴーヤチャンプルーは大きめにカットされた豆腐にスパムではなく、細かくカットされた三枚肉にゴーヤと人参、味付けに出汁にも沖縄そばのスープが使われてるのではないかと言う出汁の旨味の効いた味。さすが地元の方々に愛されてるお店だ。

ゴーヤチャンプルーセット

紹介してくれたHさんの職場を訪ね、前日プレーの同伴のこと、アワセそば食堂の紹介の感謝の意を伝える。

ひめゆりの塔も巡る予定もあったが、ここも諦めゆったりと慌てず空港に向かうことにした。二度と沖縄に来ない訳ではない。きっと何度も何度も来るだろう。沖縄自動車道を使い那覇市内へ。首里城公園を訪れた。大きな駐車場に車を停め、坂道を登っていく。住宅地を見下ろせる眺めもいい。紅い数々の門を超え、無料エリアから有料エリアへと入っていく。

ここから先は有料エリア
この門は消失を免れた

ここからは前年の火災で消失してしまった本殿のあったエリアだ。消失を免れた柱や復興に向けた建設現場を見て回る。いつかまた、ここに来た時には、きっと再建された本殿など見学し、とても感動することだろう。この今の姿を目に焼き付ける。

本殿など再建に向け工事は進む

首里城からの宜野湾市方面の景色を見ながら思った。とてものどかで一見平和に見えるが、沖縄には様々な問題が山積みなのだと。

首里城の高台からの眺め

国際通りの第一牧志公設市場に立ち寄る。想像していた広さではないものの、色とりどりの魚が並ぶ鮮魚店、精肉店、お漬物屋など50店舗くらいだろうか田の字に並び、二階には一階で買った物を食べられる飲食スペースがあった。

第一牧志公設市場の入口
市場内の風景
鮮魚、精肉、お漬物やお土産店などが並ぶ

レンタカーを返却し空港へ向かう。空港にてお土産を購入し、もう運転の予定のない自分にはこれらがご褒美だ。オリオンビールや大東島名物の大東寿司を買って出発ロビーや機内にて3日間の思い出に浸る。

大東寿司
漬けまぐろのにぎり鮨

なんと素敵な旅であっただろう。マスク越しではあったが、一人旅なのに沢山の人々との触れ合え、体験ダイビングやゴルフのスポーツのアクティビティを楽しみ、歴史に触れ、基地や軽石問題、沖縄グルメ、絶景スポットの数々を楽しめた。当初二泊三日で本島一周をしようと計画した私の無謀さ。いや無謀ではなく、急いで回ったら勿体ないことになってただろう。こんな素敵な場所だから。必ずやまた戻ってくる。素敵な旅の続きを夢見る私を乗せたピーチ航空MM508便は夕陽の落ちた空へと飛び立った。

雲の上に出た時には
すでに陽は沈んでいた

成田空港に無事に到着。京成スカイライナーと京浜東北線、タクシーと乗り継ぎ帰宅。スーツケースから溜まった洗濯物とお土産を取り出す。シャワーを浴びて思い出と共に晩酌だ。今回の旅で曜日と時間が合わなかった比嘉酒造の工場見学。自分の店でも取り扱ってる銘柄、残波(ザンシロ)の工場だけに、訪れて見たかった。銘柄の刻まれた看板やタンクを写真に納めるだけだった。無事に旅行を終えた私にとって、以前ある店のご厚意で頂いていた残波プレミアムを開栓するにはもってこいのタイミングだろう。愛用の琉球グラスで。工場のタンクの写真を見ながら。かわいい置物のシーサーを並べて。出会った沢山の方々のお顔を思い浮かべて。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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