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「ここだけ、これだけ、いまだけ」で、地域に新しい繋がりを生み出す小商いづくり!@秋田・湯沢

この週末、かけるでプロデュースをさせていただいている湯沢の小商い創業&相互扶助コミュニティづくりプログラム「emishi」第3回のため、
秋田・湯沢に行ってきました!

今回のテーマは、『日本全国小商い5事例から学ぶ!地域で好きなコトを細く長く続けるためのお金の回し方』。

前半の冒頭は、emishi仕掛け人であり、かけるの杜氏でもあるトメさんが、
じぶんの好きなコトから
ここだけ、これだけ、いまだけ
ここだから、いまだから、あなただから
の価値をつくりだすことが小商いに繋がる、というお話を、クイズを交えながらしてくれました。

その後、かけるの施が、「小商いの仕掛け方、回し方」についてお話。

地域で"好き!"から始める小商いのポイントは、目的を「お金を稼ぐこと」以上に、「仲間をつくる・増やす」ことに置くことだ、とわたしたちは考えています。

そう考えた時に、どんな形の小商いがあり得るか?多様なお金の回し方の中から、特に地域での小商いに適した方法は?といったことについて、全国の事例を交えながら、お話をさせていただきました。

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後半は、今年のプログラムの”デモデイ”でもあり、さらなる仲間づくりの場でもある、2020年2月22日の「ゆざわのフフフっ市場」に向けて、
参加者の皆さんが出展する小商いの具体的な商品イメージと当日ブースのイメージを、スケッチしながら考案。

”好き!"から始める小商いの大事なポイントであり、新たなチャレンジでもあるのは、「新しい繋がりを生み出す」ということ
単に小さな規模で好きなことを商品やサービスにして、お客さんに買ってもらう、というだけではないのがミソ。
「自分とお客さん」という相対する関係だけでなく、それ以外の人にも繋がりが広がるような仕掛けにする。
そのためには、もっとどんな工夫ができるかしらん?
全体でお互いに共有すると、そういった観点で、みんなでアイデアと知恵を出し合ってブラッシュアップし合いました。

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気さくな笑いも絶えません!

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みなさんと対話しながら改めて気づいたのは、湯沢にとって、湯沢に住むみなさんにとって「あたりまえ」のことが、本当にスゴイ宝物であること。

自家製味噌、麹漬け、美味しいお米、香り高いお酒たち。
「チャチャッと作ったのよ」といって出してもらうご飯ほど、めちゃくちゃ美味しいし、
家でタンスに眠っている、もう着られなくなったおばあちゃんの古い着物だって、わたしたちにとっては特別です。

そういう「あたりまえ」を、もっといろんな人にとっての価値に変える工夫を、今回はじめ、emishiの場では、湯沢の皆さんとチャレンジしています。

誰でも、じぶんにとって当たり前のことはは、じぶんでは気づけないもの。
だからこそ、emishiのような場でお互いに気づきをシェアし合ったり、
かけるのような存在があえて地域外から入ることの意味があるのでは、と、改めて思ったりもしたのでした。

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夜の作戦会議でも、あらためて湯沢市の職員のみなさんの人柄の温かさとあたりまえの凄さに感動しっぱなし!
ちょうど旬のせり鍋を頂きながら、夜は更けてゆきました。

湯沢にご縁ある女性の方限定とはなりますが、来年2/22のフフフっ市場の出展者、引き続き募集しています!
自分の好きなコトから、自分の地域に、自分の半径3kmに、新しい繋がりを生み出すような小商いづくりに興味ある方、まずは小さく始めてみる気軽な機会でもありますので、まずはご連絡ください^o^
「あの人興味あるかも」というご紹介も、もちろん歓迎です^^
(男子は・・・お手伝いで!笑)

今回も、湯沢市役所商工課のみなさん、いつも素敵な会場を貸してくださるCafe Lounge 17のみなさん、ありがとうございました!

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湯沢の「スゴイあたりまえ」①家ごとにレシピが違う自家製味噌
その樽を、emishi参加者の方のご自宅にお邪魔して、見せてくださいました。こんなに大きい味噌樽!
1年以上つけたものと、まだ4ヶ月ほどのものは、香りも色も全然違って、発酵の奥深さを感じました。香りの華やかさよ!

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