ぴーすけ

東京の片隅にひっそりと生息しています。 noteでは日々思ったことなどをつぶやいたりし…

ぴーすけ

東京の片隅にひっそりと生息しています。 noteでは日々思ったことなどをつぶやいたりしようと思っています。

最近の記事

失恋とメルカリと私

「失恋」とは、なぜ引きずるものなのか。 それは、自分に「余裕がないから」なのではないかと最近思う。 彼女との楽しかった思い出が、自分を苦しませるいわば「足かせ」となっている。 彼女を彷彿とさせるものは、いまだに僕の日常に転がっているのだ。 彼女からもらったプレゼント、街中で流れている音楽、彼女に激似の芸能人、彼女が好きだった食べ物、街の風景。 思いがけない瞬間に「あの頃」が頭をよぎると、自分でも信じられないくらいのエネルギーを消費する。 そして思い出に浸り、すがっ

    • パンドラの箱

      早いもので、彼女と別れてから半年が経つ。 なんとなく、ただただ時間だけが過ぎていった。 僕の感情はあの頃のままか?と問われたら、どこか違う。 だけど、ふいに思い出してしまうのは、まだ吹っ切れていないから、なのだろう。 正直、「好き」なのか「執着」なのか自分でも分からなくなってしまっている。 そんな僕は、つい先日パンドラの箱を開けてしまった。 そう。元カノのSNS。 あれだけダメって言われてたのに、だ。 YES!カリギュラ効果! 見てもいいことはない、と分かっ

      • 僕が壊したもの

        僕は、ある人との関係をぶち壊した。 友達期間が長かった彼女に、友達以上の感情を抱いてしまい、それを本人にぶつけたのだ。 僕は、これまで築いてきた良好な友達関係を壊してでも、自分の思いを伝えたくなってしまった。 独りよがりかもしれない。そんな不安はあった。正直、彼女が僕の気持ちを受け入れてくれる自信は、あまりなかった。 彼女を失うことは怖い。でも、どう転んでも受け入れる覚悟だけはできていた。 想いを伝えた結果、彼女も僕と同じ気持ちでいてくれて、シンプルにうれしかった。想

        • 大切な人の大切な人

          「自分を大切にしてくれない人と一緒にいても、時間の無駄だと思う。」 少し歳の離れた弟に言われた台詞だ。 弟は、僕が先日フラれた彼女と親交があり、とても仲が良かった。 一緒に飲みに行ったり、キャンプに行ったり、楽しい時間を共有した。 そんな弟に、彼女と先日別れてしまったこと、そして、別れの原因を伝えると、弟は僕に言った。 「ふたりが別れてしまったのは、本当に残念に思う。兄貴の彼女のこと、俺も大好きだったから。正直、ふたりは長く一緒にいそうだな、って思ってたし、ずっと一

        失恋とメルカリと私

          ずるいヒト

          彼女と別れてから、約1ヶ月が経った。 僕の日常から、彼女だけがすっぽり抜け落ちた。 「おはよう」と「おやすみ」を交わす人は、もういない。 予想はしていたけれど、そんな生活に僕はだんだん慣れてきてしまった。 だけどまだ、ふとした瞬間に彼女のことを思い出す。 綺麗な景色を見ると、つい写真を撮ってしまう。 何枚も何枚も。 共有する人は、もういないのに。 付き合っていた頃、頻繁に更新されていた彼女のSNSが、僕と別れてからぱったりと止んだ。 そして最近、彼女のSNS

          ずるいヒト

          弱虫の強がりな独り言

          ふと思った。 失恋とはなんぞや。 Google先生はそう教えてくれたけど、僕はこれが全てではないと思う。 それにしても「拒絶」ってパワーワードやめてくれよな。 調べたのは、まごうことなき、このワシだけど。 「失恋」って言葉はあるのに、「失愛」って言葉はなぜないのだろう。 恋を失うことと、愛を失うこと、何が違うのだろう。 僕は今、信じられないくらい頭の中が濁っている。 いろいろ考えた結果、僕なりに辿り着いた答えは「愛は消えない」のだと思う。 失ってしまっても、

          弱虫の強がりな独り言

          言えなかった「またね」

          記憶を鮮明に甦らせる匂い。 僕は、彼女の家に置いてあった荷物を、別れの朝に両手いっぱいに抱えて持って帰った。 「今日、全部持って帰ると思ってなかったな...」 彼女がいつものように朝支度をしながら、独り言のようにポツリと呟く。 どこか寂しそうな表情を浮かべながら。 宅配便で送ることも考えたけど、なんとなく自分の手で持って帰りたかった。 分けて持って帰ることも彼女に提案されたけど、それもやめた。 どこに旅行するの?と聞かれてもおかしくない量の荷物が、彼女の部屋にい

          言えなかった「またね」

          青とオレンジ

          大切な人を失った。 シンプルに言えば、ただの失恋。されど失恋。 感情はナマモノだ。 どうしても吐き出したいけど、誰かに話すのはちょっと苦手。 だから、赤裸々にnoteに綴ってみようかな、なんて思ったわけで。 感傷に浸りつつ、しばらく温めていたnoteを再開しようかな、ともと思ったわけです。 何が言いたいかというと、喪失感がエグいってこと。 「アサガキマセンヨウニ」 しょうもない呪文を唱えながら眠りにつく。 そんな願いが叶ったのか、可笑しな夢を見て真夜中に笑い

          青とオレンジ

          好きと得意、嫌いと苦手は違う

          「口数少ないね。」と言われることがある。 決してその場がつまらないとか、疲れているとか、そういう訳ではないのだが、いい年こいて話があまり得意ではない。 ひとり旅は好きだし、ひとり飲みも好きだし、なにより人が好きだし、知らない人と話すのも好きだ。だがしかし得意ではないのだ。 思えば子どもの頃から話が苦手なのは変わっていない。 作文は好きだったけど、スピーチは苦手だった。 地獄の「3分間スピーチ」というものを初めて知り、ぱぱっと1分間で済またら、地獄の4分間になった。

          好きと得意、嫌いと苦手は違う

          ミラクル

          彼女は向かいの席でコーヒーを飲みながら、イヤホンをつけて何か作業をしている。 時折り目を瞑り、瞑想でもしているのか、妄想でもしているのか、はたまた仮眠をとっているのかは分からない。 彼女は自分の時間を楽しんでいるようで、僕が向ける視線に気付く様子はない。 一体何を考えているのだろう。 そんなことを思いつつ、僕は彼女とパソコンと向き合いながら淡々と仕事をこなしている。 お互い言葉を交わすことはないが、心地よい空気が流れているのは確かだ。 僕の知っている彼女はとても脆

          ミラクル

          新たな出会いは新たな自分との出会い

          24万分の1。 これは人の一生で出会える人の確率の とある一説だそうだ。 生涯を80年と仮定して 365日×80年=29,200人 1日1人に出会うとしても約3万人。 それでも全体の1パーセントにも満たないのだ。 果たしてこれを多いと感じるのか、少ないと感じるのか。 この数字を元に いつか最愛の人に出会えたら、と考えたら 僕は柄にもなく 「君と出会えたのは奇跡だ」 なんてむずがゆいセリフを耳元で囁いてしまうかもしれない。 我ながら鳥肌ものだ。 と、捉え方は人それぞ

          新たな出会いは新たな自分との出会い

          はじめましての自己紹介

          自分に正直に、ポジティブに、 ゆるく楽しくシンプルにをモットーに 東京の片隅でひっそりと生息している フリーライターを始めて1年目の ゆもんと申します。 つやつやの新米ライターとして 学ぶことが盛りだくさんで それなりに忙しない日々を送っていますが 真剣に遊び、真剣に仕事をしています。 思い立ったが吉日。 基本的に何をするにも突発的で、 周りには何をしているか分からないやつと 言われてたり言われてなかったり。 ノープランの旅にもよく行くので 旅の備忘録にと思い、not

          はじめましての自己紹介