見出し画像

日本でいうところの『生姜焼き定食』的な立ち位置かな?魯肉飯~ルーローファン~

どーも。都内一流ホテルで16年勤務した、フリーシェフ、僕です。
今回3357字でした!
レシピ制作のポリシーを作りました。
もし気に入ってもらえたらご覧になってくださいね。

今回は魯肉飯(ルーローファン)です。


何それ?

↑こんなの。

どうしても場所を思い出せないのですが、
都内にて食べた魯肉飯がとても美味しかった記憶があります。
当時は呑気に
『ボロネーズ丼かなあ』とか考えていた記憶があります。
ぜんっぜん違った…!!!
当時行った所も、ゆで卵とチンゲンサイ付いていました。
美味しい美味しいと言いながら、
もりもり食べてて、連れて行ってくれた
先輩に引かれたのはいい思い出です。


THE)材料

3人分

ご飯 人数分

豚バラ肉 400gほど
茹で卵(説明後述) 3人分
玉ねぎ 1個(130gほどでした)
ねぎの青いところ 2本分(省略可能)
青梗菜(チンゲンサイ) 2把

ニンニク 1片
ショウガ 少し

☆バラ肉煮込み用調味料
水 300㏄
砂糖 大匙5
醤油 大匙5
酒 大匙2
米酢 大匙1
オイスターソース 大匙1

スターアニス、八角 (同じものです) 2個
五香粉 大匙1
(このスパイスは後述。入れた方がしっかりとした味になります。)

☆オイスターソースと米酢を省略しても、
八角と五香粉は必ず入れてください。

聞きなれない調味料をエスビー様で勝手にリンク。
両方、他の料理にガンガン使う調味料ではないのですが、
持っていると料理の幅が広がります。
また、魯肉飯には入れないと独特の風味が出ません。
入れなくても甘辛い豚丼になりますが、是非挑戦してくださいね!

調味料)

サラダ油

胡椒

工程)

チンゲンサイカットし洗浄、茎だけ1分ボイル、葉もボイルして氷水色止め、絞ってお皿へ、肉カット、玉ねぎ繊維通りにスライス、15分ボイル(半熟なら5分半)で茹で卵制作、時間でお湯から上げて即座にひびを入れる、氷水で絞めて5分ほど冷ましたら殻をむく、鍋でニンニクショウガをサラダオイルで炒める、一度火から外す、肉に塩胡椒、フライパンで焼き色がつくまで炒め、油をきり、肉だけニンニクショウガの鍋に、砂糖と水を入れて、砂糖水でひと煮立ちしたら、醤油酒オイスターソース加えて、玉ねぎ炒めて加える、15分~20分ほど弱火で煮込む、柔らかくなったら強火で一気に艶を出して煮詰める。
A、完熟卵に味付けたいなら15分ほど肉を煮込んだら残りの時間(=5分ほど)
一緒に煮込む。
B、半熟卵に味付けたいなら醤油酒オイスターソースが煮詰まったら卵のつけ汁として別に取っておく。3時間以上つけると半熟味付け卵になる。一晩以上だとより良い。今回は『B』で3時間漬けました。
仕上げ、チンゲンサイを電子レンジにかける、ごはん盛って、チンゲンサイゆで卵盛って、肉とソースかければ完成。


では行きましょう。

チンゲンサイです。
まな板に載せる意味が無かった…!
このように十字に切れ込みを入れて
手で割くイメージです。
上手くできるはずです。
泥ついてるので必ず洗ってください。
たっぷりのお湯を沸かして、茎だけ1分ボイル。
その際に葉っぱを持っているイメージです。
葉まで入れたら氷水で色止め。
これで鮮やかなに緑色になります。
水分を絞ってお皿に乗せています。
最後にレンチンします。

白米の準備は省略してますけど、できてますよね?
ショウガとニンニクを刻みます。
このくらいの量のショウガに
同じくらいの量のニンニクを用意してください。
僕はガーリックオイルでやってます。
写真撮るの忘れちゃったのですが、
玉ねぎも繊維方向にスライスして置いてください。


勝手にリンク。
ゆで卵の説明どうしよっかなーと思ってたら
世界的超有名な加工卵屋様が説明しているので
この通りにやると最高ですね。
僕のレシピでは、茹で時間だけは違う時間を指示しています。
完全に好みの問題なので、好きな方でやってみてくださいね!

煮る鍋にニンニクとショウガを入れて
サラダ油で少し炒めます。
実は今回物凄く手順をしっかりしなくてはいけない!!
って作業がないんです。
ゆっくり確実にやっていきましょう。
炒まったら鍋から火からはずしてください。
レシピ外ですが、
おまけで後述している干しエビはこのタイミング
で少ーしだけ一緒に炒めてください。
謎のスパイスその1。
八角、スターアニスと呼ばれます。
これお茶パックに入れます。

余談ですが、
『アニスシード』は別のものです。
スーパーの中国料理コーナーにありました。
スパイスコーナーか中国料理材料コーナーにあると
思います。
八角を出すとこんなです。
これをお茶パックに入れて軽く砕きます。
砕くことによって表面積が広がり、香りが沢山立つとか。
僕はこの分量なら2粒でいいと思いますが、
ガッツリ効かせたのがいい方は3か4粒入れてみてください。
謎のスパイスその2。
五香粉(ウーシャンフェン)です。
コレはミックススパイスで、
色んなもの5つ入ってるそうです。
余談ですが、フランス料理で『エルブドプロバンス』という
ミックスハーブがあります。
八角も五香粉も同じタイミングで入れますので、
同じところにおいておきましょう。
バラ肉をカットします。
一度ペーパーで水分(=ドリップ)を取ります。
脂身だけになった部分は使いませんので処分。
ある程度細かくしたほうが食べやすいのですが、
ちょっとだけ大きめのほうが食べごたえがあります。
今回、サイコロ状にしました。
バラ肉に下味として塩胡椒します。
軽くでいいので揉み込んでください。
味の入り方が違います。
サラダ油で肉を炒めます。
信じられない位脂が出ます。
これを『余分な脂』といいます。
熱いサラダ油が脂を呼ぶ、
僕が調理場で習ったことの中の一つです。
写真は炒め途中ですが、全体に焼き色が付いたら
ザルで油脂を取ります。
スライスした玉ねぎをサラダ油でいためて、
少しだけ塩を振ります。
透明になる前まで炒めたら皿に取っておきます。
油を切った豚肉をニンニクショウガの鍋に入れて、
一度オイルを豚肉に絡ませます。
そこに砂糖と水を加えてひと煮立ち。
長ネギの青いところを加えます。肉の臭みを取るのが目的ですが、今回のようにかなり強い風味をつける料理では不要かもしれませんね。何で入れたかって?
冷蔵庫にあったから。
写真使いまわしイエー。
沸いたら合わせ調味料全部を加えて
玉ねぎを加えて、20分煮ます。
20分煮たら火力フルパワーで一気に煮詰めます。
とろみがつけば完成。鍋をかき混ぜる関係で、
固茹で卵はとろみがついてから入れてもいいかもしれませんね。
半熟卵です。
ゆで卵の作り方は前述した、キューピーさんの
サイトを参考にしてください。
殻を剥いた状態で肉のつけ汁をちょっと取り、
卵を沈めてください。
写真はわかりやすいように卵の頭が出ています。

今回のレシピは半熟卵にしました。
冒頭の工程で書いたように、かたゆで卵を5分間肉と煮込む方法もあります。
さて、盛り付けましょうか。
まずはチンゲンサイをレンチン。
そのチンゲンサイを軽く絞って、
温かいゴハンにゆで卵と盛ります。
その上に肉を盛り、煮込んだときのタレをかけます。
この順番でやると美味しそうに出来ますよ!
レシピ外ですが、高菜の漬物とか、いりゴマとか振っても美味しそうですね。

☆おまけ)

〇レシピ外ですが、干しエビを入れるところもあるそうです。
調べるまで知らなかった……!!
このレシピで加えるタイミングとしてはニンニクショウガが
炒め終わる直後。干しエビはちょっとでも炒めた方がいいです。
オーブンで乾煎りしてからでもいいと思います。

〇新しいスパイスに挑戦する方は是非、
『少しの量で購入する』事にしてください。
また、そのスパイスがいつも手に入るスーパーを探して
上手く使えたからまた購入するとしましょう!
一生に一回しか使わないスパイスを購入するのは
あまりよくありません。

慣れてきたらAmazonさんで大ロットで手配するとかが
絶対にいいです。大ロットの方が安いもん。
でもねー、ある程度よ、ある程度。


読んでくださってありがとうございました。

ツイッターとインスタグラム始めました。
良かったらフォロー、いいねもらえると僕が喜びます。

https://www.instagram.com/oshigotoymzk/


https://twitter.com/Oshigoto_ymzk


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?