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自作の短編小説

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「ウミガメの背中に乗って」前、後編、「風」
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短編小説『風』(2900字)

私は幼いころから泳ぐことが苦手だった。 生まれ故郷の高知では、家のすぐそばに川が流れ 子供…

星川 玲
8か月前
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短編小説『ウミガメの背中に乗って』 後編 (約3700字)

前編から読む  家に帰ると、玄関の前にイサムが停まっていた。 イサムというのは父が使って…

星川 玲
2年前
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短編小説『ウミガメの背中に乗って』  前編(約4900字)

高校2年の夏休みが終わって1カ月くらい経った頃、横浜駅の地下街で野々宮さんにばったり会…

星川 玲
2年前
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