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アニメ「ヴィンランド・サガ 2シーズン 第15話【嵐】」感想

どうもOSOCHANです!
ヴィンランド・サガ シーズン2の
第15話「嵐」をさきほど視聴しました!

▼コントラストの強い回!

今回のエピソードはとにかくコントラストが強い!

コントラスト強い?って何?っと思いますが、
そのまんまです笑

とにかく今エピソードでは、
キャラクターにかかる影の濃度がとにかく高く
ハードボイルド感が強い絵となっていました!

キャラの絵に対して濃い影(コントラストが強い絵)が
乗っかるっていうことは
とにかく印象的なシーンにしたい、
キャラのシリアスな心情を反映させたい、
っといった演出なのかなぁ?
っと個人的に思いました。

いつも印象があるエピソードを展開する
ヴィンランド・サガですが、
今エピソードはとくにそのあたりの
深い心情やシリアス感、リアルさ、生々しさを
感じる回となり、
とても印象的でありました!

▼ガルザルとアルネイズ

前回は逃亡していたガルザルはヘビに捕まり
ヘビの手下達が住まうアジトに収容されてしまいます。

アルネイズはひとりその場所に訪れます。

が、ヘビがそこに立ち塞がり、
手下のひとりにアルネイズを追い返すように
命令します。

ヘビはケティルの奥様に呼び出され
その場を後にします。

アルネイズは自らの美貌を活かし(?)
手下に対してガルザルの手当てをする名目で
ガルザルに会わせてもらいます。

再会したふたり。

ガルザルは顔には殴られた跡。

駆け寄るアルネイズ。

ガルザルは前エピソードのヘビに捕まる前のような
荒々しい狂気に満ちた憎しみの顔ではなく、
家を出る前のアルネイズが知っている
ガルザルの顔に戻っていました。

「わたしが間違っていた、許してくれアルネイズ・・」
っと過去の過ちを謝罪するガルザル。

いままで感情を抑えていた
アルネイズの瞳からは涙が溢れ出し、
頭を抱え、その場にうずくまり泣き出します。

あのまま変わりきったガルザルのままであれば
割り切れたのに・・。

本当は変わり果てたガルザルに対して
最後に手当てをして心の悔いが残らないように
最後に一度だけ会うだけだったのに・・。

っと勝手にアルネイズの心情を考察。

ガルザルは実は改心してたのかも。
っと、もうなにも期待や希望を感じることもなかったのに、
そんな言葉を聞いてしまったアルネイズは
たまりませんね。。

雨が突如降り出します。

その場に居合わせたヘビの手下達は、
ひとりを残して全員家の中に入ってしまいます。

いつまでもその場に居たくなかった
ひとりの手下はアルネイズを立ち上げようと
近づきます。

その時です。

手足を拘束されているガルザルが
突然手下の首元を襲いかかります。

なんと喉元の肉を噛みちぎったのです!!!
(獣かよ!!笑)

やはりガルザルは「嵐」に変わり果ていたのでした。

アルネイズはそう気づいた時には遅く、
手下は息絶え、その倒れる音を聞きつけた
残りの手下達がぞろぞろと家から出てきます。

ガルザルは必死にアルネイズに
剣を使って束縛されている紐を切るように言います。

こんなことになってしまうとは。。。

アルネイズはガルザルに会わないことへの後悔よりも
もっと大きな後悔を感じてしまったのでは?

朽ち果てた手下。

恐ろしさのあまりの壮絶な形相となるアルネイズ。

このアルネイズがアップになったシーン、
コントラスト強めの演出が印象的でした。
(楳図かずおの漫画のような・・)

▼怒りを秘めたヘビ

ガルザルとアルネイズが逃亡したアジトに戻ってきたヘビ達。

が、そこには骸となった手下5人。

豪雨の中、立ち尽くすヘビ。

その呆然と立ち尽くしたヘビのアップを写すシーン。

めちゃくちゃコントラスが強い!!
静かに怒る表情がとても恐ろしかったです!!
(絵力の強い印象的なシーン)

「馬鹿野郎ども・・俺があれほど油断するなと・・」
静かに怒りに震えるヘビ。

その時、手下のひとりがあるものを見つけます。

それは脂のついた剣です。

大雨の中、血は流されてしまうが、
肉を刺した剣には脂も付くようですね。。

手負いのうえに、さらに手負い。

馬もないことから、
ヘビ達はガルザルを探し始める。

▼ヴィンランドという土地

ガルザルとアルネイズが逃亡した翌朝、
エイナルは寝られず、
ずっと小屋の前で座り続けていました。

そんなエイナルが気になり
トルフィンも一睡もせずにいました。

「おかしいよな?平穏に暮らしていただけなのに。」
「暴力に自由を奪われるなんて、間違っている。」

っと、今更ながら
戦争によって生まれた奴隷というものに対して
疑問を吐露するエイナル。

トルフィンもそれに対して同意しますが、
彼自身が人々を傷つけ、戦という中で、
奴隷を生み出す手助けをしていた事に対しての
後悔もしております。

「アルネイズさんに自分の過去を知られたくない」
「彼女のような女性に知られるのが恐ろしい」
っと正直にエイナルに語ります。

その際に、トルフィンが戦をしていた回想シーン。
これもまたコントラストが強めでした笑

そうすれば奴隷がいない世界を創れるか?を
ふたりは語り出します。

その時、トルフィンはレイフのおっちゃんから
伝えてもらった「ヴィンランド」の話を
エイナルに語ります。

はるか西に、ヴァイキングや奴隷商人もいない、
水平線のずっと向こうの土地。
「ヴィンランド」という地があることを。

そこならば剣を必要としない世界、
帰る地を失った人々を救える世界を創れるっと。

が、とても大きな事業であることである。

だけど、ふたりは希望を得ました。

ふたりはヴィンランドを目指す夢を描き始めたのでした!!!

以上となります。
次回の「大義」となります。
逃げ出した二人。追うヘビ達。
そんな中、トルフィンとエイナルはどう行動するのでしょうね?

ではまた次回!

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