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私と彼女が心を馳せる辺境の音

にわかに心が沸き立つ出来事がありこれを書いている
私には友達がいないと常々書き散らかしているのだけど、
東京を離れてここへ来る時見送ってくれる人たちはいた
音楽を通して知り合った仲間たちだった
それぞれのつながりはバラバラで
色々なところから寄り集まってきたゆるやかな集団だった
私は彼らと一緒にイベントで歌ったりDJもどきのようなことをしていた

中心となるメンバーたちがそれぞれ子育て期に入り
またコロナ禍もありイベントは一時休止していたのだけれど
なんと今年、子連れOKの日中イベントとして数年ぶりに再開するらしい
急にそんな知らせが来たので心がふわふわとして落ち着かなくなった

そんな中、「遅ちゃんと一緒にこういうのやりたいw」と言って
これをDMで送ってきてくれる友人よ、ほんとすき

確かにイベントで何かしようとなった時
私たちはジェンベ以外の楽器ができない
(ジェンベ=木とヤギの皮でできた西アフリカの太鼓)
他の人たちはギターやドラムができるからバンドとして演奏できるけれど
私たちが組むとなったらこういうアカペラ風の何かしかできそうにないw
とはいえこれをやるのか、そもそも何語の歌なのか(アラビア語…?)
しかも今は私が地方にいるから事前の練習さえもできそうにない
だから多分友人はダメ元で言ってみただけなんだろうけど
イベントの再開に沸き立っているのはどうやら私だけではないようで心が和むw

Alsarahというスーダン系アメリカ人シンガーの存在を知ったのは
多分この曲からだったと思う
元々はこのDebruitというフランス人のビートメーカーを彼女が教えてくれて
そこからの流れだったような気がする
この曲は映像がとても独特で好きだ

ちなみに友人は見た目の雰囲気がどことなくAlsarahに似ている
(と私が勝手に思っているだけかもしれない)

彼女と私は以前同じ先生にジェンベを習っていた
彼女の方が後から習い始めたのだがなぜか初めから上級クラスだったw
いつか二人で即興セッションをしてみたいと思っていた
そんなことを思い出し、そういえば昔この動画で盛り上がったなぁと
DMでリンクを送ったら「やば!あたしもさっき思い出して同じの見てた!!すご!」と返ってきてほんとにシンクロしてるなぁと思った
(ちなみにこの人たちが何者であるのかは私も彼女もよく知らない)


彼女と私はアフリカや中東や南米の辺境みたいな音楽が好きで
でも私はどうやって彼女がそこへ行き着いたのかは
あまりよくわかっていないので今度インタビューしてみたい

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