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大学生でプロポーズした理由

大学生7割が「今の彼氏、彼女と結婚」を考えている、という記事を読みました。私も同じ口で、大学生のときにプロポーズして、入社2年目で結婚したので、そのとき考えていたことを、男性目線でお伝えできればと思います。

1.大学生のときの考え

当時の彼女(今の妻)は、2学年先輩だったので、私より先に社会人になりました。あれは忘れもしない、私が大学4回生、彼女が社会人2年目で、ご実家へ遊びに行った時のことです。彼女の部屋で話していると、彼女の母親がお茶を持ってきてくれたのですが、それを机に置きながら、聞かれました。

「二人は、将来のこと、どんなふうに考えているの?」

驚くと同時に、頭の中で、色んな言葉が駆け巡りました。無言はまずいし、プロポーズしていないのに結婚します、とも言えない。というか、まだ大学生で経済力もないんだけど、何を言うのが正解なんだろう・・・といった感じです。

数秒考えて、私は、「はい、将来のことは、積極的に考えています」と答えました。これが精一杯でした。彼女の母親からどんな反応があったのか、あまり覚えていませんが、これは私が結婚を意識した、最初の出来事でした。

その数か月後のクリスマスに、正式にプロポーズをすることになります。

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2.新入社員のときの考え

私も社会人になり、忙しく過ごすなかで、彼女と会う機会も減りました。学生の頃より出会いも増えますが、この頃には、両家の顔合わせと結納を終えて、婚約をしていたので、周りの同期と比べると少し落ち着いていたかもしれません。

ただ、結婚するにも、まだ周りに結婚した人がいないので、式場選びから、上司へ報告するタイミング、役所や会社への必要書類の提出、といったものが全て手探りでした。

職場の先輩からは、まだ早いとさんざん言われましたが、結婚はご縁なので、それぞれのタイミングで決めれば良いと考えていました。また、社会人の先輩でもある、私の父も背中を押してくれたことは心強かったです。

貯金したり、仕事のタイミングを計ったりしながら、各方面と調整して、私は、入社2年目の24歳で結婚しました。

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3.今振り返ってみて

きっかけは、義母の一言でした。あれが無ければ、大学生のうちにプロポーズをしていなかったかもしれません。経済力の無い状態で、結婚を申し込むことに、躊躇する男性は多いと思いますが、義母はそれを取り払ってくれました。

結婚はご縁だと思いますし、何歳ですることが良いとか、悪いとか無いと思っています。ただ少なくとも、私は今の妻と、当時のタイミングで結婚できたことを、嬉しく思っています。特に、3姉妹に出会えたことは、これ以上ない幸せです。

以上、大学生でプロポーズした理由、という話でした。

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