見出し画像

3歩進んで2歩下がったら、5歩分は運動している(「三月の招待状」を読んで)


ハロー、u子です。


「3歩進んで2歩下がる~♪」という歌詞。
今までは1歩しか進んでないじゃん!と思っていました。
だけど、万歩計がカウントするのは「5歩」ということに気付きました。

下がる(過去に戻る)ことも、進んでいる証拠ですね。
そんなことを考えさせてくれた「三月の招待状」の感想(?)です。




3月の始まりは角田光代さんの『3月の招待状』で始めたいよね、と思っていた。

清さんのnoteより

フォロワーさんのこの考えとnoteの熱量に感化されて「三月の招待状(角田光代/集英社文庫)」を読みました。

いいな~と思ったことはすぐに真似してみる。
自分に素直に生きられています。


この本では「過去を手に入れることはできない」ということが再三言われています。
そんなこと誰もが知っている。なのに忘れてしまう。

そして同様に「未来を知ってしまったら、元(今)に戻ることはできない」とも思ったのです。
知らなかった頃の自分には戻れない。

3歩進んで2歩下がったら、5歩動いた経験値が残るということです。



「今」から伸びる線の上に、過去と未来がある。
だからタイムマシンに乗る必要なんかなくて、「今、何をするか」だけで十分なんですよね。

「今を生きる」というシンプルなことは、案外難しくて。
周囲の目とか、意見とか、世間体とか気になったり、将来が不安になったり。

でも人間って、年を取ると忘れっぽくなるじゃないですか。しかも他人のことなんて正直そこまで興味ないしすぐ忘れるじゃないですか。
だから「自分がやりたいことを、今やってみる」のもいいなぁと思ったのです。
例えばそれが、どんなに恥ずかしいようなマイナスなことでも。(過去にやり残した初めての恋愛でも、合コンに参加してみることでも、しょぼい人生を送ることでも!)



私が今やりたいこと。
素敵だと思った「季節の読書」を真似してみました!

フォロワーさんから受け取ったバトン、どうかあなたの元にも届きますように。


おしまい。

この記事が参加している募集

読書感想文