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【稽古について】

演出家脚本家52年目の大翔が語る
【稽古について】

来月とあるチームのイベントがあり
大翔は、作品提供(既にある作品)と
イベントの演出構成のサポートをしています。

私は鬼コーチ。笑
パフォーマンスコーチとして
滑舌発声サポートの担当。

と言っても、
私たちが出来る指導時間は
限られた3時間。

他の稽古もあるから
私達の分野は追加いただいた3時間。
それだけの指導で
どれだけの効果をもたらすのか、、、
大翔も私も腕の魅せどころ。笑。

あとは、参加者全員の個々の自主練に
任せるほかないのです。

さてさて、そこで私からのお願い。
これから私たちにサポート依頼される
朗読や芝居やミュージカルをしたい方たちへ
どうか稽古スケジュール決める前から
ご連絡くださいね〜。笑

私たち、何をしてるかって?
表現したい世界のヒアリングや企画、制作、
表現したい公演内容や目的にそった助言、指導の提供。

こちらも公演に関わる場合は、
それまでの期間やリハーサルなど
全体の監督やスケジュール制作や
舞台設計のアドバイス、演出は演出家の大翔が

必要ならば私は制作プロデューサーとしてのコンサル、パフォーマンスコーチとしての指導を
稽古やリハーサルに参加して
具体的なフィードバックを提供します。

さてさて、今日は、稽古についての話題を!

稽古は
総合的に様々な要素を磨いたり
それぞれの要素と向き合えるのが
稽古の良さ。

今日は、稽古ついて
大翔に聞きました。

「舞台芸術は総合アート。その舞台稽古は
 まぁそれぞれの足りないところ 
 例えば、滑舌、言葉表現、表情表現、身体表現
 踊り、歌などが苦手や不足があるとしたら
 その苦手や不足に向き合い、繰り返すことが出来る。

 稽古の魅力は、いわゆるリピート。
 一般の人でも、プロでも見逃しがちな、
 日常の中で見落としてる自分の良さを
 必要的な行為の中で
 何かの気づきを必ず得ることになるから
 稽古の重要性は否めない。

 1人でやる稽古と、集団でやる稽古、
 指導者がついてやる稽古の違いは当然ある。

 その大きな違いは、
 一人稽古の時は、好きなところ、どうしても
 得意な事に時間を多くとられてしまう。
 興味のある方に行ってしまう。 

 いや苦手なところばかり練習する人もいるが
 それはそれで沼にハマってしまいがちになる。
 客観的に見れないからね。
 それは集団でする稽古にも言える。
 もちろんメリットもある。  
 いまはどちらかというとデメリットを話してるから。
 
 どちらもウィークポイントを見逃しがちになる。

 集団での稽古では、他のメンバーと競い合ったり、
 励まし合ったりすることの良さもあるけど、
 やっぱり自分のウィークポイントを
 客観的に見ることは難しいよね。
 自己満足に陥りやすいし、感情の沼にハマりやすい。
 センスの良さで瞬時に表現できる技をもつ天才も
 時にはいるけどそれは稀なこと。

 稽古は、役者やアーティストが自己を高め
 最高のパフォーマンスを実現するための欠かせない
 プロセスだよね。
 本番間近なんていうのはさ、
 一日は一週間に匹敵する位の影響力があるからね。

 各表現チームは、稽古をより効果的に進めるために、
 演出家やパフォーマンスコーチをどう利用するか 
 どんな適任者を見つけるかも押さえどころ。

 いや違うな、どんな出逢いが生まれるかは
 そのチーム代表達のいのちに顕れる  
 質にそった出逢いが必ず生まれるから
 それはそれで楽しいんだよ。

 演出家はね、自分の好みや理想をわきに置き
 舞台全体をみるのも担当だからね、軸をぶらさず、
 その指導と統括に焦点を当てる。
 もちろん舞台のビジョンを明確にして
 それに合わせ稽古指導する。

 パフォーマンスコーチは
 個々のパフォーマンス向上に専念するから
 与えられた時間で、アーティストや参加者のニーズに
 合わせたメニュー提供や指導と助言ができる。

 両者の役割と連携を活かせば、それは相乗作用で
 より効果的な結果を得られるのは明確だよね。
 
 いづれにせよ、稽古は、本番の生命線。

 なのに、最近はさ。
 簡単に済ませてしまう人達が多いのは
 かなしくて残念なんだよね。
 
 真髄を掴まず、見よう見まねで満足で終わったり、
 レッスンでの経済効果からスクール事業化したり、
 本質的なものの成長ではなく、自己満足のみ、
 やった風、なんちゃって体験するのが目的だったり。

 魂の乗らないパフォーマー達が増えてきたから
 創造芸術の向上や、心耕す文化芸術に
 一役かいたい僕にとってとても虚しい現実なのさ。」

と、この道52年の演出家大翔の泣き言でした。

なんにせよ、より効果的に、
時間を最大限に利用出来るので
専門家の指導導入も枠が外れておすすめです。

   「おとだまことだまや」
~響育コミュニケーションプロデュース~
  あらゆる表現シーンの創造演出

    子どもから大人まで
あらゆる人のあらゆるジャンルで
あなたの表現したい!を応援しています。


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