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AdoのFNS歌謡祭シルエット歌唱を観て思い馳せる、期待以上の期待への期待

先ほどオンエアされた「2023 FNS歌謡祭」でAdoのシルエット歌唱をリアタイしました。
ちなみにこれについては先日配信されていたYahooでの徳力さんの記事(https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/1cacfc581ef5f379676001f2541355d154c4f798
に影響を受けたから、というのが理由として大きく。
記事内で言及されていた”「口パク」と「顔出しなし」はどちらがリアルか"というテーマがこれまでの自分の価値観や仕事として関わってきた音楽業界のあれこれのヒダに絡まっていたのですが、早い段階で実物を体感できてよかったです。
極論の結論、全く問題ないし、むしろいい。
実際すごい歌でした。「唱」も「いばら」も。アドリブもあったように思うし、語尾の処理とかも配信で聴くより何段階も上の凄みがあって、それが映像による余計な情報が乗ってこないことによって、余計にビビッドに感じたというか。圧倒的にすごいヴォーカルパフォーマンスだった。

はい。
Adoのような歌唱力がとんでもない歌手は、とにかく「現場歌唱に強い」という特徴が挙げられると思います。

そして、ファンのみならず、それが”オリジナル音源”であるか”その場で(あるいはそれ用に)収録された音源か”、
まあまあ見抜くことができる時代です。

そう、実はここで言及したいことは「口パクか」「生で歌ってるか」の2点でのみその(放送)映像の「良さ」を問うのはどうかという懸念です。

ここからは細かいことを追求するので非常に嫌な奴だと思われることを承知で書きますが、
私が今日のFNSのAdo歌唱を観て率直に感じたことは、
「生」と記載されていない以上収録映像であることは間違いないですが、この歌唱映像では結構シルエットでの身振り手振りが激しく、先の2曲をこのクオリティで完唱するにはややハードではないか? です。
歌唱にそれ相応の息切れというものが感じられなかったからです。
なのでもしかして、映像の撮影と歌唱部分の収録は別で行ったのではないかな?という想像が走りました。
正直これはただの邪推に過ぎません。関係者でない限り、これの正誤は全く知るよしもありませんが。
ただ、もしこのふたつ(映像と音源の収録)を分けていたとしたら・・・
と思うと、
「映像ありで口パクで歌っているアーティスト」と「シルエットでその場で歌っているアーティスト」のどっちが「リアルか」というテーマについては、後者が完全なリアタイパフォーマンスをしている前提でないと問いづらいなあと思った次第です。
個人的な好みで言えば、今日のAdoのような、オリジナル音源とは違う歌唱を何某かの形で聴かせてくれるアーティストには好感しかないですしすごくありがたみを感じます。
ただ先に述べたような比較においての真価は、シルエット歌唱アーティストがガチの生歌唱を放送で時差なくお見舞いしてくれた時にこそ、爆発するのではないか。と思っております。
正直超楽しみです。
紅白で、ぜひそれをやってください!!!(Ado様へ)

あ、今日もそれだったら本当に心からすみません。。

以上、乱文失礼いたしました。

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