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高尾山に行ってきた

肺活量も持久力も運動神経も無いため、林間学校の一環で参加した登山に良い思い出が無く「もう二度と山など登るものか」と思っていましたが、「高尾山なら初心者でも大丈夫」と聞き、ひとりでフラッと行ってきました。本当にフラッと。本当にひとりで。
なので山の景色・山からの景色よりも、準備などのことを中心に書きますね。こんな私でも感動しましたので、景色は直接皆さんの目で見て頂きたい…!(なぁんてね)

とにかく気楽に行きたい

初心者という存在が「形から入りたい人」と「形も何も明日サッと行いたい人」に分かれるとしたら、私は完全に後者です。なのでお天気だけきちんとチェックして荷物や服装はとてもラフな装備で行きました。

【服装】
薄い長袖、Tシャツ、短パン、レギンス、靴下、登山靴に形が近いショートブーツ、帽子、リュック

【持ち物】
帰りの服とアメニティ全般(駅に併設された温泉に入りたいから)、タオル2枚、お茶、チョコ、おにぎり一個、絆創膏、鎮痛剤、ウェットティッシュ、日焼け止め、雨具(折り畳み傘)、保険証、クレカ、現金少し、スマホ、モバイルバッテリー

・・・お散歩か??
これはたまたまちょうどいい天気に恵まれたから済んだ話なので、いくら初心者でもイケる山とはいえ、雨具と防寒具はもっとまじめに取り組んだ方がいいと思います。

とにかくサッと登りたい

すんごいストイックに登るというより「ちょっと無心になりたいな」くらいのノリなので、どの登山ルートを行くかはとても大切でした。
各サイトを回って決めたのは王道の「ケーブルカー&1号路」です。このルートなら山頂まで片道1時間ちょっとで行けるようなのです。しかも道が完・全・舗・装!この辺りの情報は検索すれば山だけに山ほど出てきますので、ぜひご確認を。

そして!帰りには!お風呂に入りたい!!ビール飲みたい!!と思い、駅に併設された綺麗な温泉のことをガッツリ調べました。
すると「高尾山きっぷ」とやらを見せれば入湯料が100円引きになるとの噂。よし、その切符買おうじゃないか!…と芋づる式に情報をゲットいたしました。

いざ向かうよ

まず「高尾山きっぷ」購入です。この切符は高尾山に一番近い「高尾山駅」以外の京王線各駅で買えます。私は新宿駅で買いました。
高尾山に登るのにケーブルカー・リフトは使わないよって人はこの切符は要りません。

これで新宿駅⇔高尾山ケーブルカー・リフト終点の切符が買えます。
このあと片道か往復か聞かれますが、「往復」がおすすめ!「かえり」の切符を温泉で見せると割引になるからです!!

京王線は「特急・高尾山口駅いき」に乗りましょう。

すみません、人ごみの中でサッと撮ったら英語表記の時でした…。
京王線に揺られること1時間弱、高尾山口駅に到着!もうすでに感動!

新しくてとってもきれいでした。案内所、売店、温泉への連絡通路入口などがありますので、到着してすぐサササと確認しておきましょう。
改札を出ると目の前に登山ルートが書かれた看板がありますので、右に右に進みます。

ちなみに道行く皆さんの服装はこんな感じでいらっしゃいました。

まっすぐ進むと右にはケーブルカー・リフトを使わない1号路スタート地点、左にはケーブルカー・リフト乗り場が見えてきます。

私は迷わず左へ。

ケーブルカーの料金表・時刻表はこんなです。

まぁまぁする。やっぱり高尾山きっぷは必須ですね。

夏場はケーブルカーの終点でこんな催しも!魅力的!

そうこうしてる内にケーブルカーの出発時刻が。いそいそと乗り込みます。

「清滝」というのがケーブルカーの出発地点。これから「高尾山」駅に向かいます。さっきの京王線の駅は「高尾山口」です。この辺ちょっと注意です。「高尾山口」→「清滝」→「高尾山」です。
私は11:15のケーブルカーに乗りましたが、座席が埋まって座れない方もまぁまぁいるくらいの乗車率でした。混雑時は何便も待つことがあるそうです。
景色を見たり他のお客さんとお話をしていると、あっという間に到着!

すごい角度だ!!

もう山じゃん!!

右の電話マークの下を通っていくと、リフト乗り場に繋がっています。帰りはリフトにしようと決意して、いざ登山。

もう一回登山ルート看板があります。1号路を行く場合はこの看板の向かって左にある階段を登り、山々の大自然満喫タイムに入ります。
が!写真ほとんど撮れなかった!なぜならこの後おひとりでいらしていた女性に声を掛けて頂き、ふたりで話しながら登山したのです…!すごく楽しかったのだけど撮影に集中する雰囲気ではなくなったので、大自然はぜひ皆さん直接ご覧になって下さい!

ここからご紹介するのは、そんな中でも「これは!」と思って撮った写真です。

ついた!山頂に!!ケーブルカー出発からここまで大体1時間ちょっとです。途中なかなかの階段や登り坂が有り、運動不足の私にはちょうどいい負担がふくらはぎにかかりました。これは下山後の温泉で揉み甲斐があるぞ…!

富士山が!見えない!!
さて下山です。

運勢なども確認し、

行きにソフトクリームを食べたお店でラーメン!揚げてカリッとなったとろろ棒が入ったこのラーメンは税込1000円。結構ボリューム有りましたし美味しかった!
さぁ、リフトに乗って清滝駅まで一気に下りますよ!

一番怖かった。

14時半頃到着。お疲れっした!楽しかった~。
ご一緒したご夫人とお別れして念願の温泉へ!

時期によって値段が変わるのですね。
高尾山きっぷを受付カウンターで見せて100円引きにしてもらい、バスタオル&タオルセットをレンタル。250円です。
アメニティはノンシリコンシャンプー・コンディショナー、ボディソープがありました。基本手ぶらでも行ける設備ですが、化粧水だ何だは持参した方が良さそうです。私が行った日はたまたま女性風呂で「シャンプーバー」が開催されていました。市販のシャンプー・コンディショナー数種を自由に使ってよいというイベントです。ドライヤーは1200wのものでしたので、しっかり乾かせます。
お風呂は露天が四つ、室内が三つ、それとサウナです。どれも気持ちよかった!そしてとにかく清潔でした。これは好感度大です。

もちろん食事もできます!

豆の味が濃かった冷ややっこと生中で、大好きなお相撲見ながら乾杯!こんな幸せな時間があるだろか!来てよかった!さぁお土産買って帰るぞ~…と思ったら。売店は軒並み17時閉店で何も買えず!!うぅ~。
次回は下山したらまずお土産買って、ロッカーに詰めてお風呂に入ります…

初心者も大丈夫、は本当だった

というわけで、装備もラフ、お金も必要最低限で一日楽しむことが出来ました。ひとりでも全然大丈夫!こんなに気軽に行けるなら、今後メンタルが詰まって来たら即座に向かおうと思いました。

帰宅があまり遅い時間になりたくない人は、京王高尾山口駅に10時~11時に着けば充分だと思います。
ビアガーデンに行きたい人はもう少し遅めのお昼着でしょうか、15時開店なので。
夜景を見降ろしたい方は14時くらいからでもいいかもしれません。ただし、ケーブルカーやリフトの終了時間を必ず確認してくださいね。

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