子供×パン×少しの仕事の三つ巴

保育園に預けられなかった日々をおもいだした。

年末から正月にかけての子供達3人の風邪ブーム。

だいたい、一歳の三番目男子が鼻水垂らして、3歳が熱を出して、それに続いて5歳も熱を出す。

一歳がまたまた再ブレイクして高熱だし、今にいたる。とりあえず落ち着いてきたので、明日は保育園行けるかなぁ。久しぶりにずーっと子供に付き添う数日間。

ちなみに、私は毎週金曜日にカフェでパンを製造販売する(通販分も含む)他に、在宅でWebサイト管理やデザインの仕事をする、という特殊な働き方をしている。保育園に三人預けて、在宅で平日9時から17時まではノンストップ。終わらないときは夜や朝に仕事する。

この数日間は、病院と子守りと子供が昼寝してる間にちょっと仕事、夜にみんな寝かしつけてから少しでも仕事する、というスタイル。

なんだか、第一子を生んで、家で面倒みていた頃みたいだなー、と思い出した。(今は三人いるけど)2歳近くまでは保育園に行っていなかった。

育児の合間に仕事、は出来ることがかなり限られる

まだ、東京練馬区に住んでいた。前に働いていた飲食の会社は、育休取得後に事実上のクビ。保育園は当然入れない。初めての育児で前も後ろもわからない中、それと平行して就職活動する気持ちにはなれなかった。

漠然と「働かなきゃな」という気持ちで、子供と一緒に過ごしながら、合間にパソコンでできる簡単な仕事をしていた。

家でなら子供を見ながら仕事できるだろう、という意見は度々聞く。しかし、現実は甘くない。特に歩き出せるようになると子供の営業妨害は、激しい。

パソコンを開くと、まず子供達はほぼ例外なく、キーボードで遊びたがる。マウスでクリックしまくる。訳のわからない名前のついた謎のフォルダが出来上がる。
「さわらないでねー」なんて、1歳には無意味な言葉だ。違うおもちゃで気をそらしても、数分後にはお膝の上。
気づくと昼御飯。
オムツだーなんだーとやっているとあっという間に時間は過ぎていく。やっとこさ眠りについてくれると、やっとやっとパソコンを開ける。

そこから、一時間、長くて二時間。パソコン業務終了。家事や育児に終われて1日終わる。

その頃やっていた仕事は、パソコンに入力するような簡単な作業や、旦那さんの働くデザイン会社の簡単なデザインの仕事。月収は1万から2万円程度。

それでもパンを焼いていた

そんな一歳児を面倒みながら、今は仕事になっている「パン」を焼くことにハマっていた。
パンは座って作業しないので、子供が機嫌がいい合間時間で作ることができた。
元々、食の仕事をしていたので、食べ物を作ることは大好きだ。パンを作る時間は唯一自分自身と向き合える時間。どうやったらもっとおいしくできるのか、考えることは私のクリエイティブ魂をワクワクさせた。ましてや「発酵」という目に見えない神秘に私は夢中だった。

家庭用オーブンでどこまで焼けるか、も挑戦だった。普通のパン屋なら悩まないような不自由さに向き合うことは、なによりも修行だった。

子供×パン×少しの仕事

今思えば、この三つ巴はかなり私を強くした。

・譲りたくないもの=パン
・放っておけないもの=子供
・現実的なもの=仕事

すべてを受け止めなければならない。それを育てなきゃ!という使命感と不安。

色々いりまじってカオスだったけど、旦那さんの会社にパンを押し売りwに行ったりしたことは、「行動する」という原動力を持てた証だろう!

社長始め、そんなことを許してくれた会社の皆様、ほんとありがとうございました。

好きなように生きてると思われがちな私ですが、やはり育児と仕事の両立と、自分の譲れないものの三つ巴で、かなり鍛えられたな、と。

この時期があったからこその今。今があるな、と思う。

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オオトヨウコ

三人育児しながらフリーランスで働く母。週に1度だけパン屋「OTO.PAIN」をオープン。「子育てしながら親も子供も自由を捨てない生き方」をミッションに活動中。小学1年生の娘と二人でパーソナリティを務める「ゆめままラジオ」をまもなく配信!
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