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【迎え火をやる日、8/13。その意図を考える】

鳥取で地方創生の活動をしております大塚です。


【迎え火をやる日、8/13。その意図を考える】

仏教の開祖である釈迦様の言葉によって生まれたお盆の中でも迎え火をする日が本日8/13です。
戻ってくるご先祖様が迷わず家に戻って来られるように行う風習である迎え火です。
浄土真宗のように仏教の宗派によってはやらないところもあるようですね。
「亡くなった人は極楽浄土へ」という教えが浄土真宗にはあるので、この世に魂が戻るとは考えないとのことです。
これらの行事は昔は人から人への直接の伝聞によってのみ伝わり、地域それぞれのやり方が異なってるというのは面白いことに感じます。
今は情報交換が簡単な時代です。
地域ごとの違いに触れるのも面白いことに思います。

私自身は無宗教ではあるのですが、宗教で伝えられてることをそれぞれ聞いてると、
共通する部分や、異なる部分、その歴史が垣間見えて面白く感じてます。
アルコールは飲んではいけないとか豚を食べてはいけないとか、犬に触ってはいけないとか。
日本では気にもしてないことが宗教上禁止されてます。
日本もまた面白い国で、特定の神を信仰するのではなく、多神教としています。
基本は仏教なのですが、別に信仰はしてない方がほとんどです。
ただイベントのいいところどりして、クリスマスだったり、お盆だったり、初詣だったり、
とりあえず何かを祝う、イベントをするって面白いなと思います。
私も海外に行くまで宗教は怖いもの(オウム真理教とか)のイメージが強かったのですが、
海外で人と話してるとそんなことないなと思うことが多かったです。
ストイックは人はいますが、フランクな人もたくさんいらっしゃいます。
最近のヨーロッパの人は宗教離れしてる人もよく見かけるようになったように感じてます。

意味はなんとなくしかわからないけど、とりあえず迎え火をするって人が多いのも興味深いです。
人を動かす時にきちんとした理由がなくても流れを作ると当たり前のように取り組むってことに面白味を感じます。
”こうするもんだ”って流れが作れれば従ってもらえる。なんかのヒントになりそうな気がしてます。

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