がんばっているロボット

丸の内KITTE一階のだたっ広いフロアに
家庭用サイズのルンバが動いていた
まるで小学生が大学の校内を歩いているよう

異様な光景だな眺めていたら
ルンバが誘導ブロックの段差を登って
そこから動けなくなってしまった
ただ、ブラシはずっと動いている

あっ、ルンバがんばってると思った
私の近くにいたお客さんもルンバがんばっているねという会話をしていた

動けなくなったことでロボットに対してもがんばっているという感情が生まれた

ルンバとは話が変わるが、
UberEatsが今年の3月からロボットデリバリーサービスを日本で始めると知った

Uber Eatsがロボットデリバリーサービスを提供するのは、米国に続き2カ国目。配送に使うロボットはCartken製のもので物体検知技術や自律走行性能、遠隔操作機能などを備える。三菱電機が日本の道路交通法などに沿う形で調整するため、ロボットは「遠隔操作型小型車」として最高時速5.4kmで歩道などを走行するとしている。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2402/21/news109.html

https://www.youtube.com/watch?v=XOKK_sUMcl0

これからUberEatsに限らず、デリバリーのロボットが街中に増えた時、人助けならぬロボット助けが必要になることがある。

人助けは、行き先の道順を教えたり、荷物の忘れ物を伝えたり、荷物の持ち上げをサポートしたり。人が人を助けるので、自分がひととして生きてきた経験値に基づいて力になることができる。

でも、ロボットが困っていた時はどうなのだろう。
段差トラブル、道の真ん中で停止している、荷物がはみ出したまま走行している。そんな時、今の私たちはロボットの最大能力を知らないから、困っているのか困っていないのかの判断が難しい。

だから、困ってるよマークがほしいし、ロボットの助け方マニュアルもほしい。
あと、ありがとうマークもほしい。


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