図書館で掲示物を眺めていたら、今年度の図書購入希望受付終了とのお知らせが・・。1月末の段階で３月末までの予算を消化したという事？みんなそれだけ本を買わないんだね。それとも市の図書購入予算が少ない？わたしも月々に多くの本を買っているか、と言われたらそうでもない。


　本を読みたい気持ちと本を買う気持ちが必ずしも一致しない。悲しいですね。買うといってもネットで安く中古を買う事も出来る。う～ん新品の読みたい本を自腹で購入するってもはや贅沢なことかなぁ。


　本を買う動機も、いずれインテリアの一環として購入なんて事になったらどうしよう。何のために本を読むか。私は本には深い知識があるから。より専門的高度な情報が本の中にある。そういう心づもりで読書していた。


　本を書く側も意識が少し変わってきているような気もします。自分の考えを普及させたいがメイン。中の情報の正誤を詳しくは問わない。そんな風に変わってきている気も・・・。


　書く方も読む方も読書という行為への向き合い方が少しずつ変化しているかも。ネットよりは精度の高い情報くらいの感覚で本を読む。今までと違う感覚になっている気がしないでもない。



　もっとカジュアルに本を読む。素敵な文語表現を味わうというより、リズム感重視。こう解釈すると、エモい文章がウケたのもうなづける。歌詞や文章もフィーリングで判断。そんなユーザーも多いかな。


　実際図書館もかなり砕けた本がたくさん置いてある。でも徐々に小難しい本を読んでいく楽しみも、変わらずにずっと持ち続けて欲しい。