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幸せはどこから

 あまり今幸せって感じる事は少なくないですか?幸せは弱火でコトコト後から来るのでしょうか。てな事をよく考えます。というのも現代ではあまりにも今しか見ずに決断を下すことが多すぎるから。


 短期的に言うと乗っかった方が得だけれども、長期的に見たらどうかなぁ。そんな事が多すぎて、みんな分かっているけどやめられない。これが悲しい現状でしょうか。


 子育てがしんどいと訴える子育て中の親御さんも、もっと気持ちに余裕が出来たらその時初めて「あの時幸せだったんじゃないか」と述懐できるのでは。私は祖母の具合が悪くて病院にお見舞いに行ったら、息子さんがお母さんの介護をなさっている。そういうケースをたくさん見てきました。今本当に多いらしいのです。


 病院の人が食べさせようとしても食べないのに、息子さんが食べさせると食べる。こういうのを目の当たりにすると、家族は良いものだと思わずにはいられません。シアワセって後からくるんじゃ・・・という淡い期待も生まれてくる。少し希望を感じられますよね。もちろんお子さんは大変でしょうけど、仕事が融通利くのかしら。


 と同時にやっぱお母さん最強説を認めざるを得ません。あまりお父さんでここまでやってもらってる人はいない。昭和のお母さんはすごかった。偉大で終わらせていいものか、と思う事も多々あります。ステレオタイプの家庭像や昭和のお母さんを無理に否定しなくても良いのに・・・・という気持ちも芽生えてくるのです。あの時代の良さも確かにあった。何らかの形で残って欲しい、と切に願います。


 子供って愛された記憶は、しっかりいくつになっても残ると思う。新時代のお母さんやお父さんの台頭と併存して、昔ながらのお父さんやお母さんも残って欲しいなぁ。そういうのも国の重要無形文化遺産だと私は思っているのですが・・・。


 過保護も良くないし、放任も良くない。2極化せずに上手くやりくりしてきたお母さんは最強!子煩悩のお父さんも増えた暁には、これからは子供がお父さんの介護をかってでる。そういうお家も、じきに出現するんでしょうか。それはそれで楽しみでもあります。


 幸せって未来から訪れることも、過去から想起されたり。現時点で自分自身が幸せであるかは、当人には分からない事も多いですね。


 

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