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"恕の心"を持った人たちの集団で、能登を応援する

私には何も経営の才はない。
そのことを父はよく分かっていたのだろう。「お前はビジネスには向かない。公務員になって、出世の階段を登るのが一番向いている」といつも言っていた。
ビジネスには駆け引きが必須(今、私はそうは思わないが)であり、私はそのままの自分で勝負するしかないから、私はビジネスには向いていないということは自分でも分かっていた。それで官僚の道に進もうと思っていたが、公務員試験には受かったものの面接で落とされ、露ほども考えていなかった信託銀行に入社した。
「信託銀行は銀行ではない。信託だ」と言われて入ったが、やはり銀行だった。銀行によく21年間も勤めたと思うが、それは安田信託銀行には銀行らしくないところがあって、私には居心地が良かったことが長く勤めた理由だろう。しかし、上司には、上になるに連れて銀行員であることを求められた。
「小林、銀行員にならなければ偉くはなれないぞ。もうそろそろ普通の銀行員になるんだな」と、何人かの上司に言われた。
銀行でのトラブル、稲盛和夫さんとの邂逅、私の若気の至り等々が重なり、44歳で中途退職に至った。

経営者に憧れたが、私にその能力がないことは父からも言われていたし、私自身もよく分かっていた。
果たして自分の適職は何か。紆余曲折、七転八倒しながら生きてきて、古稀を過ぎて、漸く、自分が相応しい生き方はこれだと、やっと確信することができるところまで来た。長い道のりだった。

"人と人をつなぐ生業を基礎"にして、"ふるさと能登の復興を応援"する。

想いはあっても一人(独り)では何もできない。人と人をつなぐことで、培った、"人とのつながりをベースに"、"皆さんのお力をお借りして"、"能登の復興を応援"する。

いろいろな人が私の周りに集まってきてくださる。それは、圧倒的に中小企業の皆さんだ。私が培って来た人脈や私独特のキャラクターで、大企業や中堅企業とのパイプをつなげることが私への依頼事項だ。

銀行時代は人事が長かったが、ベンチャービジネスをはじめとする事業法人の新規開拓はとてもやり甲斐がある仕事だった。

人と人をつなぐ。それだけのことだが、そこには高い壁がある。私はその壁を低くする役目だ。

商材・サービスの新規性・ユニークさもあるだろう。しかし、それ以上にビジネスの成否に大きく関わるものは、私が紹介する経営者や経営幹部、社員の"人間性"のような気がする。
紹介する先の人から、「その企業が扱う商材・サービスについて、よく分からない、あまりピンとこない」と言われることがある。
「しかし、小林さんが紹介することだったら聞いてみよう、会ってみよう」と。

私はそこまでしかできない。
あとはその会社が如何にプレゼンするかだ。あまり積極的でない相手に、「なかなか面白い。うちの会社にも必要だな」と思ってもらうためには、やはりプレゼンターの人間性が大きい要素だと思う。その人の人柄、人間性だ。
相手の思いを分かって、それでも納得させることができる、相手のことに思いを致すことでセールスのポイントが分かる。そんな"恕の心"を持った人間性だ。
私は、隣でそのプレゼンを聞いていて、「この人はできる人か、そうでないか」がよく分かる。そして、できる人を応援したくなる。できる人とは、才がある人ではない。自分勝手でない、相手のことを思い遣ることができる人のことだ。

そんな、"私が応援したい人たち"に集まっていただいて、彼ら・彼女らに"能登の応援団"になっていただく。私がそのようにお願いする。
当然、その応援団は、"ビジネスライク以上"のものになる。温かい、熱い集団になる。

私の人生最後の大仕事には、熱いハートの人たちの集団が絶対不可欠なのだ。

https://biz.moneyforward.com/establish/basic/50594/#


[ベンチャー企業とは?]

ベンチャー企業とは独自の技術やビジネスモデルをもとに大企業では取り組みにくい事業に挑戦する、成長段階の企業を指します。

より詳細な分類では、ベンチャー企業を「技術ベンチャー」「ネットベンチャー」に区分することもあります。

技術ベンチャーとは、革新的な技術そのものを開発している企業です。ネットベンチャーとは革新的な技術を使用し、インターネットサービスなどを開発している企業を指します。

多くのベンチャー企業はベンチャーキャピタルの出資を受けて、運営されています。

[スタートアップとは?]

スタートアップとは、イノベーションを起こして短期間のうちに圧倒的な成長率で事業を展開する企業のことです。

[スタートアップの特徴]

ビジネスモデルに革新性があること
大きな社会課題を解決に導くこと
IPOやM&Aなどの出口戦略があること。

[スタートアップとベンチャー企業の違いは?]

スタートアップと類似するイメージの言葉に「ベンチャー企業」があります。いずれも事業に新規性があり、社会課題にアプローチするなどの勢いのある企業として捉えることが少なくありません。

ベンチャー企業とはそもそも和製英語で、英語圏で使われることはあまりないと考えられます。明確な定義はありませんが、設立して間もない企業や社員数が少ない企業、また、スタートアップのように新規性があり、社会課題にアプローチする企業など、幅広い意味合いで使われることが多いです。

スタートアップはベンチャー企業の一つとして考えることもできます。新しく誕生した企業や小規模で経営している企業全体をベンチャー企業とすると、その中でも新規性があり、勢いよく成長する企業をスタートアップ、それ以外の企業をスモールビジネスというように分けて考えられます。

[スタートアップとスモールビジネスの違いジネスの違い]

スタートアップとスモールビジネスは、いずれも日本ではベンチャー企業とひとくくりにされることが多いかもしれません。しかし、紹介したようにベンチャー企業という大きな枠の中に、スタートアップとスモールビジネスが存在すると考えられます。

スモールビジネスは、スタートアップとは対立する概念ともいえます。スタートアップは短期的に急成長することを目指しますが、スモールビジネスは長期的スパンで事業を進め、出口戦略を設けません。また、スタートアップのように新しいマーケットを開発するのではなく、既存マーケットで事業を展開します。

例えば、新しくパン屋を始める場合は、スモールビジネスと考えられるでしょう。爆発的な売上増を期待するのではなく、地域に根ざして長期的スパンで事業を進めていきます。また、パンを焼いて売るというビジネスは特に新規性のあるものではありません。既存のマーケットで事業を展開し、長く安定した利益獲得を目指します。

仕事内容を一言で説明できるかどうかも、スタートアップとスモールビジネスを見分けるポイントです。これから新しいマーケットを開発するスタートアップはビジネスモデルも既存のものとは異なるため、関係者以外に説明することが難しいでしょう。また、同時に複数のビジネスを進めることも多いため、より説明しづらくなることがあります。

一方、スモールビジネスは既存マーケットで事業を展開するため、ビジネスモデルも従来のものを踏襲し、事業関係者以外にも簡単に仕事内容を説明することが可能です。


ベンチャービジネス、スタートアップ、スモールビジネスの人たちのビジネスサポートが私のビジネスだ。

[ビジネスサポート=応援]なのだが、これからは、[私の第二生のミッション=能登の復興応援]を外れてのビジネスサポートはあり得ない。芯をぶらしてはいけない。

直接・間接を問わず、幅広だが、私が"しっかり、芯を持っての応援"であるべきだ。

何せ、能登の復興応援は、20年以上続くことになる長丁場だ。
私の人生最後の仕事になるのだ。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)

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