生業を極めろ

17年間契約社員として勤務した会社を44歳で退職した頃に強く言われたことを列挙しよう。

実父と職業訓練の就職支援担当教官でキャリアカウンセラーの鈴木公美子先生に長年OA操作を主とした一般事務をした経験がある私は年齢的にはその職種として採用される確率が低く、封入作業や ピッキング、介護、清掃、警備の方が合っていると言われたのは現実であり、友人に選り好みするなと話したことがあった。

実父に限っては私が自慢できるものはパソコン操作以外には何もないと強く言われており、中高年齢者 が多い業界では利用者の排泄物等の処理に苦慮するタイプであると指摘されたために働くことを殆ど禁じられている状態である。

実際、14年前に左遷された職場の共用トイレの清掃をしたのは出勤しても仕事することがないのはおかしいから自ら進んで掃除をした経験があり、便器の始末が雑な扱い方に苦慮された経験をした出来事を鈴木先生に話したら仕事に対する積極性があるという理由で評価された。

他の女性に比べてズバ抜けたOA機器の扱い方に長けてることも鈴木先生だけでなくクラスメイトの友人に授業中に驚いたと言われたのは事実だ。

通常使用するソフトはOfficeを使用するすることが多く、離職した当時の職場で委託元の役所からグラフィックソフトを使用した大判の図面を作成した経験もあることも話をしたらAdobeのソフトはほぼ進化し、バージョンアップしているということからNECからかつて導入されていたN5200という端末から使い始めた私はOfficeが専攻ではないのかということも指摘された。

しかも、後輩の主査が云うには私が男性だったら職場の新しいパソコンの設定と接続はほぼ一人でこなしてしまうと言われたことも。

離職先の会社は確かに新しいことに導入することは消極的で廉価なやり方に固執した方針であり、多忙であったのは勿論、一歩進んだことを経験がなかったのは事実であり、不明な部分はわかる人に訊いたり書籍で調べれば何とかなる。

私の発言に追い付けないと言われた鈴木先生だけでなく管轄のハローワークの職員に職業訓練の申し込み相談をしても求職者である私の方が彼等よりスキルがありすぎると思われた為に辞退しろと言われた。

叉、離職先の管理職と上司達にも生業以外の法律関係の話をしたら常人にも考えられない発想するような奴だと思われて困らせたことも…。

その実務経験はないものの同じ社会科でも地理・歴史よりも政治・経済の方が成績が良かったのは事実であり、失業やパワハラを機に現在の労働問題を中心にした法律にも興味を持ち始めた。

職から離れた現在は自分に置かれた現実を向き合い、ネット等で得た情報の意見等の共有と拡散をしており、このブログでも随時行っている。

以前「走れ歌謡曲」のパーソナリティーをしていた中尾美穂さんの情報は最近聞かないが、喋りを生業としていると公言しており、実務面からほぼ引退した私はパソコン操作は誰なも負けられないと公言してもおかしくないのではないかと改めて考えらさせられた。

この場を借りて鈴木公美子先生に感謝をします。

只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。