童営業に必要な「行動量」を語る王騎

童営業は行動の「質」より「量」にこだわらねば成長できない。これは良く言われていることでしょう。しかしその行動が成長の血肉に変わるものかどうかは、当の童には判らぬものです。今の童の行動が、本当に営業として自立するための"経験"になっているのか。童の経験量を管理し確保するのも、営業マネジャーの重要な仕事ですよォ?
https://twitter.com/oukirealty/status/1776938682228036014

結局、今のZ世代の童に最も必要なのは、ただ動くだけの行動量ではなく"経験量"なんですよねェ。少子化で若者自体が少ない上に、コロナ禍でのリモートワークと生成AIの進展も重なり、個体としての経験量が絶対的に不足している。この状況では修行のような下積み経験をさせる余裕もないため、いきなり決定的な経験を積ませる必要があります。
https://twitter.com/oukirealty/status/177695667833395650

では決定的な経験とは何か?営業の仕事「集客・追客・接客」で言えば、もちろん花形の接客でしょう。これまで接客はその難易度と重要性からベテランが行うものでした。ところが今は反響自体が少なく、そもそも接客に至らない。営業組織にとって、今や集客が一番難易度の高い仕事になったというわけです。

にも関わらず、最も難易度の高い仕事である集客を童に押し付け「早く客見つけて来いよ」とやっているマネジャーが未だ多いというのですから堪りません。実は接客という経験量を積まねば、顧客が真に何を求めているか分からないので、集客活動の過程でわざわざ店舗に呼ぶ意味や自分に会うメリットを初手から伝えられないんですよねェ。

つまり決定的な経験とは接客の事であり、童に必要な行動量とは接客量の事なんですよ。マネジャーはまず童の接客量を管理する。接客量が足りなければ、量を与えるために確保に動く。これが今は最も難易度が高いので、マネジャー自ら行うしかないということです。

ンフフフフまァ、今回は自戒の意味も込めていますよ。営業マネジャーの皆さんは、私と共に肚を括りましょう。雛鳥に餌をやらねば、羽ばたく前に死んでしまいますからねェ…ココココ

この記事が参加している募集

仕事について話そう

日頃のご支援、誠にありがたく。あなたのおかげで面白き乱世での活動が続けられます。よろしければサポートをお願いしますね…ココココ