ネガティブ糞パワーワードが自尊心をぶち壊す。

もうネガティブに殺されるのはやめましょう！

・身の程を知れ
・分をわきまえよ
・しゃしゃり出るな
・あんたのせいだ
・お前には無理だ

自分の立場や身分を考えて釣り合いが取れていない時、ヒトは”身の程を知れ”という言葉を使います。ネガティブパワーワード、どれもパワーのある言葉だと思いませんか？言われたら嬉しいと感じるドMな方もいるかもしれませんが、私は嫌です。こんな言葉言われたくない。

こういった”ネガティブ糞パワーワード”を使われたネガティブな記憶はヒトの心の中に長い時間残り続け、自尊心をメッタメタに壊してしまいます。自尊心が低くなりすぎると、アナタは自分自身をネガティブな見かたでしか見ることが出来なくなってしまうのです。

私たちの行動は壊れた心に支配される。

壊された心は、自分を守るために、「ある行動パターン」を作り出します。例えば、自信が無くなってしまったアナタが、”何かを依頼されたときに避ける”というのは典型的な行動パターンです。

短い期間の中ではその方法は成功するかもしれません。確かにチャレンジしなければ失敗することもありません。

しかし長期的に考えると、人生の成功を掴むためのチャンスも全て回避することになる為、自分を成長させることが出来なくなります。回避を始めたその時点から成長が止まってしまうのです。成長が止まることで、さらに新たなチャレンジが難しいと感じてしまうことで、さらなる悪循環も生まれていきます。

他人によって作り上げられた幻想。

思い込みの力は強力です。

2015年の6523人を対象にしたフロリダ大学の研究によると、実際には普通体重の参加者のうち、太りすぎだと誤解している青年は、12年後に追跡調査すると1.9倍も太りやすくなってしまうことが明らかになっています。

思い込みは、遺伝や小さいころの経験も大きく関係しています。しかし、その割合は最大でも50%程度。残り半分は自分の成長過程～成人における、自分の考え方次第で決まります。

学校や職場で、ネガティブなパワーワードをぶつけられた時、50%以上の自尊心がぶち壊されてしまう可能性があるという事です。その強いネガティブな思い込みは、体重への悪影響はもちろん、仕事や趣味、人生の目的を前にした時に行動しない自分を、自ら作り上げてしまう燃料になってしまうのです。

でも、いったん考え直してほしいのです。

・大きな夢や目標を持つこと
・素晴らしい能力を発揮する事
・失敗しても、努力すること

これらは、悪いことですか？？

自信を持つこと＝"自己陶酔”とは全く違う。

・身の程を知れ　　　→　夢を持って何が悪い？
・分をわきまえよ　　→　お前の決めた限界に従う必要がどこにある？
・しゃしゃり出るな　→　目立てない自分の力の低さを恨め
・あんたのせいだ　　→　そういうお前は何もしなかったな。
・お前には無理だ　　→　今は、ね。

自信を持つことは、”自分に酔うこと＝自己陶酔”とは全く違います。

夢をもっていても、行動していなければそれは上手く実現できません。例えば、『日本一の歌手になるのが夢』だと言って、歌の練習をしていなければ、それはただ夢に酔っているだけでしょう。

しかし、ボイストレーニングや路上ライブ、YoutubeなどのSNS発信やレコード会社への営業など、一歩前に進むチャレンジをして、少しずつお客さんを増やすことが出来たら、それは誰にも否定できる夢ではなくなっていきます。努力して、たくさんのお客さんを喜ばせることができたのに、馬鹿にしてくる奴なんかただの敵です。

お客さんの数は自信になって、自分のパフォーマンスをさらに高めることだってできるかもしれません。自信はアナタのパフォーマンスを向上させる、最高の心のガソリンです。

自分に対するネガティブなイメージの根源は、”あなたがいつもやってみたかったこと”ではないですか？それは、他の人に簡単に否定できるようなものではありません。簡単にあきらめないでください。何かやりたいことがあるのは素敵な事です。何をやりたいかなんて、わからないヒトの方が多いのですから。

ポジティブな自尊心を身につける方法。

自分を外から見てみましょう。冷静に、客観的に。

すると、自己陶酔の歪んだ感情ではなく、客観的な評価に基づいて、自分を評価することが出来るようになります。そして、小さなチャレンジをしましょう。noteを1つ書いてみるのもいいでしょう。ウォーキングを5分してみるのも効果的。コミュニケーションスキルが不安なら、店員さんに天気の話を振ってみるというのもいいかもしれません。

その時、アナタは昨日とは”一味違うアナタ”に成長しています。

自信を持つことは、一味違う自分の積み重ねです。

Tipsを4つだけ載せておきますね。

・スマホのカレンダーに記録をしましょう。今日は○○をした。その記録が何日後のアナタを救います。

・他の人の意見を聴きすぎてしまうのなら、他の人と無理に過ごす必要はありません。

・他の人に自分がどう感じているか伝えるのもいい手段です。「それを言われるとすっごく傷つくからやめて」それでも辞めない人は友だちでしょうか？


・新しいことをしましょう。自分の好きなことを。向いていないと思ったことでも構いません。

自尊心は積み重ね。高めるためには時間が必要です。

この4つのTipsは続けることは意外と難しいかもしれません。でも、これがあなたを一歩前に進める確実な道です。

みんな、アンタを怖がってるだけだ。

アナタが成長しすぎると、”自分が何も努力していないのがばれてしまう”という考えを持っている人もいます。そんな人は友人にしておく意味がありません。上司や職場にいるなら無視して結構。もしそれが許されないなら、職場を変えることだってできます。アナタを悪意という鎖でガチガチにがんじがらめにしようとしている人の思い通りになってはいけません。

アナタはあなたの人生を生きてください。

・劣等感を消す3つのステップ
・味方のフリをして近づいてくる人たち
・「キーワード」だけで、雷に打たれたようなショック
・「この人は嫉妬している」と気づくだけでいい

　などなど、劣等感にさいなまれやすいヒトには特におすすめの本です。読むだけで気持ちが楽になるスクリプトという便利ページもあるので、是非お試しを。Kindle Unlimitedならなんと無料ですよ！最近無料本ばかり紹介しているような・・・無限に読めるから本好きにはたまらんシステムですねぇ。

引用
Sutin, Angelina R., and Antonio Terracciano. "Body weight misperception in adolescence and incident obesity in young adulthood." Psychological science 26.4 (2015): 507-511.

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