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【特権】強力すぎる。日本の3つの特権を5分で理解。

日本国憲法第14条では、こう定めています。

すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

人種、信条、社会的身分や生まれの違いを超えて、日本国においては全てのヒトが平等です。

しかし、社会には明確に特権をもつヒトが存在します。
例えば、「不逮捕特権」をもつ国会議員がそうです。

ほかにも、日本にはいくつもの特権が認められています。

今回は、強力すぎる3つの特権をご紹介。
特権は、集団の利益の為に特別なふるまいを許される権利のことを言います。当然、使い方を間違うと、大勢の人から反感を買ってしまいます。

なんと、最後に紹介する特権は、すでにアナタがもっているものかもしれません。使い方を間違って、他人を傷つけてしまわないように。


さっそく、見ていきましょう!


■不逮捕特権:国会議員は逮捕を避けられる!?

国会議員は、告解の会期中は逮捕されず、
逮捕されたとしても議員の要求によって釈放されます。

えっ、国会議員ずるくね・・・?と思う気持ちもわかりますが、不逮捕特権は必要なシステムです。憲法50条にもわざわざ明記されているほどなのです。

なぜ、そんなシステムが必要なのか?

例えば、ヒトラーが台頭していたナチ党は反対勢力を逮捕して、自分の思い通りの法案を無理やり通しました。民主主義の意味を大きくゆがめてしまったのです。

不逮捕特権は「会期中」の特権なので、国会が閉会した瞬間に逮捕が成立します。今回の河井議員の場合、不逮捕特権が行使できない状況を利用して逮捕に踏み切ったというワケ。

決して無敵の特権ではなく、罪や罰から逃れられるわけではないことに注意しましょう。


■外交特権:外交官は逮捕されない!?

外交特権は国会議員よりも強力な特権です。

ウィーン条約に基づいた権利です。

外交特権の例
・身柄の拘束を免除されます(=不逮捕特権)
・大使館や領事館への立ち入りを回避できます(不可侵権)
・受け入れ国からの刑事訴追を回避できます
・財産の差し押さえを回避できます
・各種税金を支払い免除されます

外交官は他国で任務を行う上で、名誉と威厳を維持し任務を能率的に遂行する必要があるから認められている(日本大百科全書より)らしい。

強力な特権です。国から見放されない限り、かなり自由に動くことが出来ます。それゆえ、外交特権を悪用した事件も多く発生しています。

(ソースがこれだけで申し訳ない...)

例えば、某国大使館員が2006年に港区で原付バイクを車ではね、そのまま逃走した事件がありました。警視庁はパトカーで追跡し、酒臭かったので検査をしようとしました。

しかし、外交特権を理由に拒否。免許証の刑事も拒み、逮捕されることなく自宅に戻されました。

飲酒運転のひき逃げすら回避できる特権なのです。

この特権の意義は非常に疑問ですが、根拠がウィーン条約。つまり国際条約であるため、日本だけで勝手に変更することもできないという歪みも含んでいます。


■あなたが持っているかもしれない特権

あなたは特権をもっていますか?

1つの動画をシェアします。

このプログラムでは、1つのレースが行われます。
一斉に走り出し、早かった人が100ドル札を手にするレースです。

走り出す前に、参加者の状態を確認します。
その状態に当てはまる人は、2歩ずつ前に進み、そこからスタートできます。

1.両親が結婚している人は2歩前へ
2.父親がいる家で育った人は2歩前へ
3.塾や家庭教師の教育を受けることができる人は2歩前へ
4.携帯電話が止められる心配をしなくて良い人は2歩前へ
5.家族の生活費を助けてあげる心配をしなくていい人は2歩前へ
6.運動の実績なしで、大学の学費を自分で払わずに済む人は2歩前へ
7.明日のご飯の心配をしなくても良い人は2歩前へ

さぁ、後ろを振り返ってみてください。

この動画の中では、スタートする時点で一番先頭にいるヒトにはトラックの残り1/3ほどを走り切ればゴールです。しかし、1歩も前に進めていない人もたくさんいます。

人生におけるフェアなレースの現実が、これです。
スタート地点がみんな違います。

先頭でスタートを切るひとには、ゴールがもちろん見えています。
後方でスタートを切る人には、前のヒトの背中しか見えないかもしれません。

これが現実です。
もし、先述した7つの質問で前に進むことができていたなら。

それが、あなたの特権です。

特権をもつヒトがズルいという話ではありません。
人生という”平等”なレースの中で、アナタはアナタのレースを全力で走らなければならないのです。

現在の日本にいる日本人の割合は、97.9%です。
それ故に今のところ、アメリカのような大きな人種差別問題は起こっていません。しかし、経済格差を示すジニ係数はどんどん大きくなり、私たちのスタートラインはさらに違いが大きくなっています。


おそらく、このnoteを読んでいるアナタは何歩も進めている人でしょう。

そのくらい、学術的な素養があって、インターネット環境を維持できる経済力を、難なく持っている方でしょう。

アナタはYouTubeを見て、自分を責めるかもしれません。
しかし、この動画の目的はアナタが自分を責めることではありません。
アナタが財産を捨て、すべての民を救えということでもありません。

ただ、特権を認識して、自分にできることを考える。
それだけで少しずつ行動が変わっていきます。

踏み台にできる人を踏み台にして
気付かないふりをしながら
自己中心的に生きていく

もしくは

自分の特権に気付き
自分の精一杯を生きて
人にやさしく生きる

どちらの人生が、好みですか?


まとめ

今回、いくつかの特権を紹介しました。不逮捕特権や外交特権。これらは憲法や条約で定められた強い特権であり、特別な職業に就く人が享受することのできる権利です。

しかし、そんなことよりもちゃんと知っておくべき特権があります。

それは、アナタがもっている特権についてです。

アナタがもっている特権も、先に紹介した2つの特権と同じく、使い方によってはひどく自己中心的で目も当てられないものになってしまうかもしれません。

しかし、その使い方次第で多くの人を幸せに導けるものになるかもしれないのです。ぜひ、自分の特権を認知して、行動をよきものに変えていきましょう。


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