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民主主義のメモ

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民主主義について、ニュースで考える。
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2019年6月の記事一覧

『「いいね!」戦争』を読む(7) 戦争犯罪を暴くアマチュアたち

▼『「いいね!」戦争 兵器化するソーシャルメディア』の第3章のラスト。3つのキーワード、…

『「いいね!」戦争』を読む(6) 「市民レポーター」に敬意を表する件

▼前号では、『「いいね!」戦争 兵器化するソーシャルメディア』の第3章から、3つのキーワ…

内閣参事官が「首相官邸」と「企業」を同一視している件

▼前号の続きだが、安倍晋三総理大臣率いる首相官邸が「言いっ放し」で開き直り、自民党から何…

総理大臣が「国家の歴史」を消している件

▼国家の最高指導者が、国家の政策について、誰とどういう話をしているのかを、すべて消してし…

『「いいね!」戦争』を読む(5)「クラウド」の闇は深い件

▼『「いいね!」戦争 兵器化するソーシャルメディア』のアマゾンのカスタマーレビューは、2…

全国紙の1面トップ記事に「なんやそれ」という言葉が載った件

▼全国紙の1面トップの記事に「なんやそれ」という見慣れない文章が出てきて、「なんやそれ」…

『「いいね!」戦争』を読む(4) 「不倫サイト」と「ロシア軍」の共通性

▼『「いいね!」戦争 兵器化するソーシャルメディア』を読んで考えるシリーズの続き。 ▼ちょっと驚いたのだが、2019年6月27日の21時の時点で、まだアマゾンのカスタマーレビューが1件もついていない。もうそろそろ誰か書き込むと思うが。 この本は必ず各詩誌の書評で取り上げられるから、楽しみに待っておこう。 ▼今号は、第3章「いまや「真実」はない ソーシャルメディアと秘密の終わり」の前半から。適宜改行。本文傍点は ▼アメリカ軍の陸軍参謀長が「人類史上初めて、気づかれないこ

「薬物依存」をなくすための、清原和博氏のお願い

▼2019年6月23日付の朝日新聞に、「薬物依存 どうすれば」という見出しで、清原和博氏…

『「いいね!」戦争』を読む(3) ウェブが「兵器」と化した時

▼『「いいね!」戦争 兵器化するソーシャルメディア』を読む続き。 第2章は「張りめぐらさ…

『「いいね!」戦争』を読む(2) 「顔のない敵」とつきあう五つの原則

▼身近な話から行こう。シカゴのギャングの話だ。 〈2017年にシカゴで発生したストリート…

『「いいね!」戦争』を読む(1)「ドナルド・トランプ」と「イスラム国」

▼インターネットって素晴らしいな、と思わせる記事が、2019年1月4日付の読売新聞に載っ…

山室信一氏の「モダン語」研究が「モダン=近代」を相対化する件

▼大きな本屋でしばしば無料で置いてあるので、無料だと思っていたのだが、じつはもともとは有…

ブラウニング『普通の人びと』を読む 虐殺を正当化する論理

▼梅雨時に読むと気が滅入(めい)る本を紹介する。 クリストファー・R・ブラウニング氏の『…

教師に余裕ができれば子どものSOSを受信しやすくなる件

▼今号はタイトルを「教師に余裕ができれば子どものSOSを受信しやすくなる件」としたが、そんな当たり前のことを書かねばならないほど、日本の教育現場は追いつめられている、という話。 ▼新潟県村上市で震度6強の地震があったので、新潟日報を読んでいたら、「学校に行けない小中学生が14万人いる」という記事があった。 全国不登校新聞社事務局長の小熊広宣氏の寄稿。適宜改行。見出しは 〈忙し過ぎる教師に余裕を/SOS気づきに直結/やらない改革取り組みへ〉 ちょっと見出しの後半がわかり