こずみ

気に入った服は週2で着ます。 優しい人になりたいと願ったことがあります。

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マガジン

  • トリコチロマニアと戦うちゃん

    美少女子大生がトリコチロマニアと戦う本格アクション

最近の記事

私がお前で遊んでるだけ

「こずみちゃんって、致すの好きでしょ?笑」 お前と一緒にするな。 危うく鼻っ柱へし折ってやるとこだった。 好みの顔なので勘弁してやった。 たかだか数回寝たくらいで馬鹿な男だ。 気持ちよくも何ともない行為で孤独を塗りつぶすありきたりな遊び。些末な男女関係。フケよりも簡単に飛びそうだ。 就活で自己肯定を抉られていた私にはちょうどよかった。ただそれだけ。 誰かに会いたかった。会って、そこに至ったら、終わり。キャッチアンドリリースの釣りゲームに近い。全身ち○ぽ野郎が多いアプリ内では

    • 折角なのでもう死んだペットの話でもしよう

      前書き下書きに放置してた文を完成させた。 大変美味しい地酒を飲んだ。 地元に帰って来られて嬉しいのに、夏が迫るこの時期の緑の香りに落ち着かない。熱すぎない5月の北海道。当たり前ですが鬱。 もう死んだペットの話でもしよう。 はじめに宣言しておく。ペットという呼び方はあまり好きではない。ペットは家族という言い方も。特に理由はない。そして、死んだのはハリネズミだ。 ミルクを浮かべた紅茶のように美しい色で、チャイと呼んでいた。 2年前。澄み渡った空。田んぼ道で葬儀は行われた。

      • 自由からの闘争

        冬があけ春が咲き夏が暮れ秋が眠ったなら。 徒然なるままにひぐらしのなく頃に 酒とシティ・ポップ。 桜が咲いて散った。 緑の匂い。 アホみたいな孤独。 机と騒音、桜えびとわさび。 残念ありません黒はんぺん。 来ない連絡。 いらない連絡。 偽物の彼氏。 バツイチ子持ち。 手の混んだヤリモク(確定) 大切なソウルメイト。 結婚何年目? 念願の大地。北の海のでっかい道。 周知の事実だが、酒を飲むと涙もろくなる。 ダサすぎる動画。 ざらついた発声。 うざいほどハイスペック。

        • 終わるもの、残るもの、

          あけましておめでとう。旧暦では。 人生では知らぬ間に色々なものが終わる。 最後の部活、最後のバイト、最後の、 どんな過ごし方をしてもその日が来る。あっさりと来る。あっけなく過ぎる。 1年最後の1日などは、どうでも良くなってきた年頃であるが、 過去に戻ることはできないし、同じ日も二度と来ない。 噛み締めようと、なんとなく過ごそうと終わる。 でも、存在した事実は残る。 得た経験は残る。 或いは誰かの記憶に。 どのような形で残るかなど、こちらの預かり知らぬところだが。残り

        私がお前で遊んでるだけ

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        • トリコチロマニアと戦うちゃん
          3本

        記事

          忘却

          焼却さよなら三角また来て四角、資格を取るなら大原 日記。いや、眠れない夜の独り言。 3時過ぎまで眠れないことが往々にしてある。目を背けているけど、眠れないじゃなくて、寝たくない。布団に入ってからも何かを求めて携帯を握りしめて、何も得られず、視力低下に体力低下、認めたかないがお前のせいさ。諦めて目を閉じる。 多分、というかずっと寂しい。私は寂しがり屋である。涼しい顔してるけど、めっちゃくちゃどちゃくそに構ってちゃんだし。なんでかは分からない。みんなこんなもんなのかもしれな

          栄枯盛衰

          最近酒癖がやばい。初対面の人に気を許しすぎるみたいだ。前の自分では考えられないし、ガードが硬い自分をやめたかったから良いのだけど。だとしても、引かれるほどトチ狂うのは違っている。そして男心に特攻するのも違っている。はあ。結局面白い方に舵を切れてるから波乗り楽しんでいくしかないけど。酔った自分は相当大胆になるらしくて、私にもそのテクニックを教えて貰いたい。かつてベルリンの壁と呼ばれた程の心許さなさを全面に押し出す私が、めっちゃモテるでしょ?遊びなれてるでしょ?なんて言われてしま

          栄枯盛衰

          間抜けな旅行中読んだ「20代で得た知見」感想。

          未だに所謂無い内定の私は、本日必着の就活用の書類を諦められなくて、提出するために地元に向かっています。電車を乗り継いで、飛行機に乗って行きます。5万円の郵便です。間抜け過ぎて笑えてきます。親には言えません。この本の装丁を見るだけで涙が出そうです。いつ読むか悩んでいましたが、確かな痛みを抱えている今こそ読む時な気がしています。長旅のお供にします。 Fさん本人に送ってしまったメッセージ。ご丁寧に返信も頂いた。 抱える感情によってこの本の見所も、身に沁み方も変わってくる気がした

          間抜けな旅行中読んだ「20代で得た知見」感想。

          女子大生、サウナしきじに行く。

          しきじは史上最高のサウナと謳われている。噂はかねがね、兼ねてから気になっていた。気になりすぎていた。 「そうだ、しきじ行こう。」 行ってみたい。と言っているだけではあっという間に人生が終わってしまう。行かなくては。なぜ今かは分からない。しかも、他にやるべきことは溜まっている。でも今行きたいのだ。そう、ご存知現実逃避だ。行くしかない。いつ行こう。今やで。アンパンマン並のそれゆけ!である。 熟練のサウナーも、 サウナビギナーも、 サウナ行きあぐねてる人も、 サウナ全く興味な

          女子大生、サウナしきじに行く。

          神無月

          日記のように。 母親に神様はみてるよ!!って言われたときに、神無月だから神様いないもん!って生意気に言い返した月ですね。 という書き出しをしてから1週間立ちました。こんなに眠いのは、昼に起きて、夜眠れず、朝眠いのは、神がいないせいなのか。出雲に突撃しようかしらね。 いくつか面接への切符を手にしたので対策を始めないとならないのか。捨てる神あれば拾う神あり。ははあ。卒論は中間発表の準備をしなければならない。オンラインでやってくれよ。 後輩への誕生日プレゼントを購入してきた

          胎児みたいに丸くなって

          布団に包まれていたい。 更新していない間に色々あった。 本当に色々あった。 試験ができなすぎて泣きそうになったり。いい先輩だと思っていた人も所詮男だなと思ったり。ラジバンダリ。江戸流のそばの食べ方を教えてもらったり。世間的にかなり酒に強いことを知ったり。始めてお店で泥酔したり。みなさんもホルモンを食べて飲みすぎるともの凄く酔うのでお気をつけて。 思いつきで札幌から小樽と余市に行ってワインを仕入れ、千歳まで行くなどというとても道民的な移動距離を楽しんだ。行動力抜群の友人に

          胎児みたいに丸くなって

          読書感想文についてふと

          思ったけど、インスタとかツイッターとかで読んだ小説の良さを長々と語りだすやつがあまり好きではないな。 相容れないな。と思うし真に仲いい人でそういう人がいないからかもしれない。 どんなにひねり出された言葉でも吹けば飛ぶような軽薄さをおびてしまうのはなぜ。 その本が好きなんじゃなくてその本の感想を述べてる読書家っぽい自分が好きなんじゃないの。 これはひねた思考かいな。ちゅーちゅーたこかいな。 この本読んでと現実に無理やり貸し付ける方がよほど純粋な気がするし、そういう女で

          読書感想文についてふと

          氷点 感想

          こういう気持ちというのは読み終えた衝撃のままに書く方がいい気がする。 と書くだけ書いて放置していた感想を時間差で載せます。 ともかく描写に感動した。 描かれているそれは確実に北海道なのだ。 ナナカマドに積もった雪がベルの形のようであるのも。 ストーブのついた部屋でココアをかき混ぜるのも 雪に寝転ぶ静けさも。 雪は青くなるし ぼたん雪がふわふわ降る晩はあたたかい 陽子は雪に香りがないと言ったけど 私は雪には香りがあると思う 外の音や他の匂いを吸収して、冷たく乾いた空気

          氷点 感想

          故郷

          魯迅ではない。ヤンおばさんも出てきません。 近頃、美しい北の大地に思いを馳せている。 昔々の夏。 くるくる舞う鳶の声が青空に響く。 人の敷地と知らでダンボールをいそいそと運び込み、不法投棄扱いされた夏。小さな身体でトラックの背中に忍び込んでひしめき合っていたらおじさんに怒られた夏。(我々は秘密基地を探していたのだ。)友達の家で貰った茹でとうきびをそのへんの人に貰ったと嘘をついて持ち帰った夏。(人の家に簡単に上がるなと言われていたのだ。)川のきらめきと河川敷の緑。故郷は

          断片的な記憶

          大着者のもったいないばあさんなので メモの状態でも公開しちゃう キャンプ楽しかったわね 酔って寝て起きたら記憶が少し消えてるのはなんで 美しい山茶畑と青空 竹問題 アヒージョマッシュルームうまい あだ名でも名前を呼ばれると嬉しい。やっぱり無理やり名前を呼んでくる男は何をさせてもだめ さつまいもの味噌汁うまい 川の流れ虫と戦う 何虫だよって虫が沢山いたコジローと名付けられた虫は何虫だったのか 何もかも任せきりだったけど 何気いいサポート役になれた気がしたフフン コーヒー淹れ

          断片的な記憶

          くじら山の夜遊びしか

          日記? 書き散らしという言葉は散らかっているようなのになぜか美しく感じる。美しい文字を書く人を想像するからかしら。 昨晩は友達にオンライン面接練習をしてもらった。お腹が空いて一緒にプロテインバーを食べたのに(画面越しに)接続を切った後こっそりラーメンを煮てしまった。お腹が空いているから食うのではない。食いたいから食ったのだ。悔いてはいない。 朝はバター染み込ませ卵チーズベーコントーストを食べるという企みにより起床に成功した。お昼頃まで壁に向かって面接練習をして、それから

          くじら山の夜遊びしか

          金輪際

          日記 ウマウマラーメンの写真を撮ったら激的に赤くてびっくりした。嗚呼そういえばスマホの画面のホワイトバランスを変えていたんだわ。ラーメンどんぶりは、というかラーメン屋は、赤いイメージが強い。鶏ベースの醤油ラーメン。こちらの地域は魚介スープばかりと思ってたから久しぶりに美味しく感じた。地元的に、ね、好みの問題ですわよ。 面接の練習を無事に終えてきた。話してる時の目の輝きは誰にも負けない自信がある。やりたい事が沢山ある。様々もろもろストーリーとしてお話できるくらい固まってきた