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アメリカ キャンピングカー旅 費用公開【2023年】

2023年6月14日ー19日、5泊6日のキャンピングカーのひとり旅に行ってまいりました!
目的は、6月19日から開催されるソルトレイクシティの展示会、Outdoor Retailers SUMMER 2023への参加だったのですが、少し前乗りしてユタ州からアリゾナ州への総計2,250kmのロードトリップをしてきましたので、どれくらい費用がかかったのか、共有できればと思います!

旅程

今回の旅程は、だいたいこんな感じで動き回りました。
北のソルトレイクシティからスタートして、アリゾナ州まで足を伸ばしてぐるっと一周してきた感じです。
日本の梅雨と違い、向こうはカラッとしていて、過ごしやすい気候でした。来年も行きたい!

◼️6月14日(水)
 ・羽田ーソルトレイクシティへ移動
 ・キャンピンカーレンタル Native Campervans(地図のA&G)
 ・KOA Beaver宿泊(地図のB)
◼️6月15日(木)
 ・南へ!ラスベガス市内のBasspro Shopで寄り道(地図のC)
 ・Hipcampで予約した民泊キャンプ場に宿泊(地図のD)
◼️6月16日(金)
 ・東のグランドキャニオンへ!
 ・トレイラービレッジRVパークに宿泊(地図のE)
◼️6月17日(土)
 ・日の出から夜までグランドキャニオンを堪能
 ・トレイラービレッジRVパークに宿泊(地図のE)
◼️6月18日(日)
 ・北へ!KOA Springville宿泊(地図のF)
◼️6月19日(月)
 ・ソルトレイクシティで車返却(地図のA&G)

費用まとめ

さて、驚きの費用発表です。わかっていたこととはいえ、あらためて見て、泣きそうになってます涙

6日間の旅の合計:629,779円
内訳はこんな感じです。

航空券代   :  287,980円
レンタカー代 :  198,412円  
宿泊費    :   46,475円
ガソリン代  :   30,199円  
食費/雑費   :  33,624円
通信費   :    3,886円
アクテビティ:  29,203円
現地交通費 :     7,367円

この時の現地の為替は、1ドル140円~145円を推移していました。。。時期が違えば、もしかしたら15万円くらい違ったかもしれませんね。涙

ここから先は、興味がある方向けに、各費用の詳細を書いていきます!


航空券代: 287,980円

今回は、羽田→シアトル→ソルトレイクシティのデルタ航空便を予約しました。出発約10日前に決めて予約しているので、少し割高になっていると思います。もっと事前に計画をしていれば予算を押さえられたのは反省点です。

日本とソルトレイクシティの時差は-15時間。
14日の16時に日本を出て、約9時間半の飛行。シアトルの乗り継ぎ時間が2時間で、ソルトレイクシティまで2時間の飛行で合計約14時間。
現地時間の14日の14時過ぎに到着となりました!
ここからレンタカーを取りに行って16時くらいからロードトリップの開始、
まぁまぁいいスタートが切れたと思います。

レンタカー代: 198,412円

今回の相棒 Ram Promaster City

キャンピングカーは、マッチングサイト(Outdoorsy, Indiecampers)や、他の事業者さん(エルモンテRV, Crueseamerica)など、いろいろ迷ったのですが、出発・返却地、立地(空港からの距離)、予算などの都合上、Native Campervans社のthe Smallsグレードにしました。

特に、オプション料金を取られず、寝具(2名用ベッドと枕、シーツ)、調理器具(ガスコンロから皿、包丁、ナイフフォークまで)、チェアとテーブルが付いてきていたので、派手なキャンプをするつもりはなかった自分としては手間も少なく、良い感じでした。
ソルトレイクシティから車で15分程度というのも魅力です。さて、そんな料金の内訳はこんな感じです!

<料金内訳>
・レンタル料金 6日間 x $150.78/1日
$904.68
・マイルチャージ 195 Miles x $0.35
$68.25
 ※制限付きマイレージ 1日 200マイル制限 (1マイルごとに$ 0.35)
   走行距離 1,395Miles ー  無料区間 1,200Miles = 195 Miles
・保険  6日間 x  $20.00/日
$120.00
・環境税 6日間 x  $0.50/日
$3.00
・準備手数料
$85.00
小計       $1,180.93
ユタ州消費税   $203.19
支払合計      $1,384.12
 ※1ドル = 143.3円   = 198,412円

興味深かったのは、前に使った人が残していった物、を、無料で持っていっていいよ、というコーナーがあることでした。5泊の旅に、ダースでトイレットペーパーや調味料の小瓶を買うのはもったいないので、めちゃくちゃありがたかったサービスです。

ざっと並べられてる旅のお土産(残りもの)たち

宿泊費: 46,475円

周りでかい車ばっかりで浮いてる相棒

宿泊先は、キャンピングバンに乗っていくので、基本的にはキャンプ場やRVパークに泊まることを計画しました。
特に、今回は視察も兼ねてましたので、日本のキャンプ場・RVパーク運営者がベンチマークするべき、北米大手RVパークフランチャイザー、Kamgrounds of America社の施設は外せません!
その他にも、Hipcampというマッチングサービス(アメリカのキャンプ版Airbnb)も使ってみています。
ここら辺の細かいレビューはまたそのうちに。

大体こんな感じの費用感:設備の割に思ったより高くない印象でした

そんな形で、だいたい1泊$60-70で滞在できたかと思います。一瞬、トラックステーションとかでの車中泊(無料)も考えたのですが、初めてのロードトリップ&ひとり旅だったのでやめました。いつピストルを向けられるか分からない、という感覚は、アメリカの旅では持っておいた方がいいと思います。

ガソリン代: 30,199円

トラックステーションのSinclairでの1枚

ガソリン代は、結論から言うと日本と比べて割安でした。例えば、日本のレギュラーガソリン 165〜170円/Lで、割り戻すと、大体180Lの補給です。
2,250kmの走行距離なので、12.5km/L。高速道路が長いために効率が良くなるとはいえ、この形式の車にしては優秀な燃費だと思います。

だいたい毎日補給してましたね

アメリカでは、ガソリンはガロン(=3.78L)で売られます。
だいたい、僕が補給したのは、$4−4.5/ガロンなので、Lに直すと、148円~166円/Lと、若干日本よりも安めの感覚ですね。ただ、州や都市によって$6/ガロンのところがあったりと、結構ちがいがありました。最初の方は分からずにとりあえずガス欠だけは避けようとしていましたが、後半から安いところを探せるようになった気がします。

アメリカは車社会だけあって、ガソリンスタンドはそこかしこにあります。特にトラックステーションという分類の場所は24時間のガソリンスタンド+スーパー+シャワーなどの設備が充実していて、回るのが楽しかったです。ただし、行くエリアによっては直径100kmの範囲に何もないところはあるので、残走行予想が100マイル=160kmくらいを切る前に、ガソリンスタンドを探し始めていました。

トラックステーションは楽しい、薪もだいたいの店に売ってました

食費・雑費: 33,624円

the アメリカ、の代名詞であるウォルマートに浮かれるおのぼりさん

キャンピングカー旅で、調理器具もついていたのでスーパーで食材を適当に買い込みながら回ったのですが、基本的にはウォルマートでした。
だって、ウォルマートはどこの街に行ってもあるので、ロードトリップ初心者的には安心感があるんですもの。

17日はガソリンスタンドでコーヒーとドーナツだけだった気がする、最終日はお土産のお菓子込み

初日に買ったサンドイッチ用のパン(長さ2斤分くらい)は、なんとか最終日に食べ切りました。冷凍食品も多くおいており、アメリカっぽいBBQプルドポークなども買い込んでしまいましたね。やはり、分量が基本的には家族向けなので、ひとり旅にはあまり向いていないかもしれませんが、ご家族での旅にはちょうどいいですね。

運転中のお菓子も買っている初日

ここで、クーラーボックス用の氷とかゴミ袋代わりのビニール袋とかも調達してました。とりあえず次の街に着いたら寄るって感じも楽しかったです。

味が濃くて最高だったプルドポーク

通信費: 3,886円

楽天モバイルを普段使用している自分ですが、今回初めてe-SIM(スマホに内蔵された本体一体型のSIMを利用して、スマホの契約ができるもの)のサービス、Airaloを活用しました。
正直どれくらい1日使うかわからなかったので、探り探り、結果、1日1GBずつ使用していたみたいです。焚き火の動画配信(垂れ流し)とか、運転中にストリーミングで音楽を聴いてたりしてたからかもですね。

最初に2GB、あとは1GBずつ買い足してました

手続きも簡単で、現地に着いた瞬間に空港のWifiに繋いでアクティベート!さすが現地回線を使うだけあって、とんでもない砂漠の真ん中以外はだいたいつながりました。

アクテビティ: 29,203円

全てグランドキャニオン

今回使用したアクテビティ費用は、グランドキャニオン国立公園でかかったものが全てでした。グランドキャニオン国立公園は、車1台入園するのに35ドルかかります。ですが、7日間滞在が可能なチケットになるので、長期の滞在の方がメリットがあります(このやり方はうまい!)。

自転車のレンタルは、ビジターセンターで!混んでる時間帯だったので楽ちんなE-bikeはなかったので、普通の自転車とヘルメットを借りて、ビューポイントまでの往復旅。絶景を眺めながらの自転車ライドは最高の気分でした。(↓動画はこちら)

ツアーは、ヘリからガイド付トレッキング、自転車ツアーなど、さまざまあったのですが、グランドキャニオン初心者で、ごっつい車に憧れがある自分は、バックワイルドハマーツアーズの、日中2時間コースを選びました。ネットから全て予約ができ、前日の夕方で翌朝、宿泊先のTrailer Village RV parkまで迎えに来てもらいました。ガイドさんの話が止まらず、最高の2時間であったことはお伝えしておきます。

いくつかの絶景ポイントを回りながら、ガイドが説明してくれます

現地交通費: 7,367円

基本的にはタクシー&Uber

現地の交通費は、レンタカーまでの道中の費用です。空港からNative Campervansへタクシーで、Native CampervansからダウンタウンのホテルまでUberで、ということで、正直Uberの方がちょっと安めな印象でした。
日本と違い、アメリカはUberが発達していて、また、運転手の評価もされるので、安心感がありますね。

お金がかかったのは、以上です。また、旅のそれぞれの様子は、別記事で公開しますね!!


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