スプリンターの桐生祥秀、難病だったらしい。

走ることが楽しくなくなって、
休養していたそうだ。

期待に応えようと場の空気を読んだり、
優等生的な発言を繰り返していると、
いろいろと心にもないことや
本心と違うことを、
喋ることが増えるというのは、
おおいに共感出来る。
(人間だから、心が凹むこともあるだろうし、愚痴の一つも言いたくなることはあるだろうと思う)
アスリートのメンタル管理における
難しさだろうと思う。

知らず知らずの内に、
マイナスのエネルギーが
溜まっていくんだよねぇ。

だから、走ることが楽しくないということに
気付いた時には、
心のエネルギーを相当
消耗していることと思う。

緊張した場合などもそうだが、
心が平静でないと、
それは、筋肉にも伝わり、
思うように動いたり反応したり
出来なくなる。
所謂、体が硬くなって
言うことを効かなくなるらしい。

そうすると、いくらトレーニングを積んでも
記録が伸びない、ということにも
なりかねない。

同じトレーニングでも、
走ることが楽しいと思ってするのと、
義務感や、やらされている感を抱きながら
するのとでは、効果に違いが出ると思う。
ケガをした場合の治り方も、
違うのではないだろうかと想像する。

そのような状態を引きずっていて
大きなケガなどに至らなかったのは、
幸いなことと思う。

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