新年度の新習慣が形成されるさなかで我々を襲うのが大型連休です。これをゴールデンにできるかどうかは個々の心の持ちよう、方針の明確化にかかっています。

ここでちょっとリセットをしようと思う人がいます。通い始めた大学を辞める、予備校に通うのを止める、といったことが頭によぎるわけです。

現状を続けた場合のメリット・デメリット、リセットした場合のメリット・デメリット、これらを総合的に考える必要があります。ここで1年ないしは数年をかけて人生の軌道修正を行うことが自分にとって妥当なのかを判断するわけです。

予備校を止める選択というのは、大学受験自体を止めるのか、ほかの受験勉強の形を模索しているのかによって判断の分岐が生じます。前者であれば、生き方・働き方という大きな問いにとりあえずの答えを出しておく必要があります。後者の場合は受験目標を2025年入試に定めたままにするのか、2026年以降に再設定するのかも考えなければなりません。2025年入試を引き続き目標とするのであれば、あらたな受験勉強の習慣を直ちに作り上げていく必要があります。

そんな気の迷いはないよ、という方はもちろんスルーしていただいて結構です。