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梅雨に降る雪。

屋久島は本格的な梅雨の真っ最中。久々の晴れ間がみえた6月24日(土)、OYAKOLABO「かたちdeアート」の会を実施しました。

今日はリユース素材をつかって造形をしていきます。リユース素材といっても、牛乳パックや空き箱とは少し異なり、機械の部品や木の端材など、バリエーションに富んだ島内外、さまざまなかたちの素材たちです。

ワーク開始前。
「みんなが手に取りたいように」
想像しながら、並べてくれる子どもたち。

気になった素材を入れ込んでみたり。

素材からさまざまな情報を受け取りながら、異なる性質のものを組み合わせてみたり。

まるで物語がはじまるように、何かにぎやかなことが起きているようです。

ときには、のんびりしてみたり。

子どもたちは、大人が想像することを軽々と飛び越えていきます。


気がつけば、梅雨に雪が降りました。
冬がきてはじめて雪をみたときのように、子どもたちの表情も華やかに和らいでいきます。

おやおや、外ではお店屋さんがはじまり・・

それぞれの役割のなかで「あそび」が広がり、深まっていきます。


影響を与えながら、受けながら。

おとなも創造することの感覚を味わって。

ただ話して、ただ聴いて。

アートの場が、それぞれの「今ここ」とつながる時間にできたのならうれしいなと思います。

もし、つくること・やるべきことが決まっていたら。
子どもたちが心からおもしろい!と感じているような表情や、何度も何度も真剣に取り組んでいる姿。ときには悩みながら考えながら、創造を膨らませていく様子には、出会えなかったかもしれません。

人間一人一人がちがうのに、同じことをするのは本当にもったいないことだと思うのです。

おとなの方々はきっとドキドキすることもあったことと思いますが(笑)
一緒に場をつくってくださり、本当に感謝です。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
7月はアート&あそび編ともにお休みをいただきます。
8月以降のイベントにつきましては、SNSで告知しますのでお楽しみに♪

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